★2 | ディパーテッド(2006/米) | こりゃ相当の底抜け映画。本当にこんなのがアカデミー賞にノミネートされていいのかな・・・? 主演二人に存在感が無さ過ぎるし、ニコルソンはワンパターンだし、スコちゃんの映像テクニックにも冴えが感じられない。 [review] | [投票(7)] |
★4 | レイクサイドマーダーケース(2004/日) | いわゆる大どんでん返しや謎解きを期待すると白けるのはほぼ確定。反面、露骨な表現が殆ど無いので静かな恐怖感は際立っていた。これはこれで悪くない。ストーリー主義者としての橋本忍に対し、ストーリーを語る気などさらさら無い青山真治が何故か本作でストーリー服従者になっている辺りに因果めいたものを感じる。 | [投票] |
★5 | デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2(2005/米=独) | 単なる「善・悪」の二元論を超越している点が面白い。この監督は本来「映画」がどういうものなのかを完璧に理解しておられる。そう・・・あのタランティーノやコーエン兄弟以上に。オタクの自己満足でしかない装飾で塗り固められた凡百のものとは一線を画す「理論派」パロディムービーだ! [review] | [投票(1)] |
★2 | ビートルジュース(1988/米) | 黒田みのる原作の少女漫画に挑んだ結果がコレです! | [投票] |
★2 | マイク・ザ・ウィザード(1988/米) | いい歳した大人があんな帽子被ってる所を見ると心底ゾッとする。「童夢」のチョウさん思い出した。 | [投票] |
★3 | やさしい嘘(2003/仏=ベルギー) | ばあちゃんを助けるつもりが一転、助けられてしまう孫。複雑な気持ちだろうなあ。 | [投票(1)] |
★3 | 殺人の追憶(2003/韓国) | 要所要所に笑える部分があるけど、センスがいいとはお世辞にも言えないし、ちょっとくどい。しかもみんな中途半端で映画の流れを阻害してる。そこだけ『踊る大捜査線』と大同小異って感じ。本来こういう話にコメディ要素を挿むべきではないのかな? | [投票] |
★3 | 夜の大捜査線(1967/米) | 殺人事件そのものに興味が湧いてこない。サスペンス映画としては致命的な程にだ。主演二人の信頼が強まっていく過程は素晴らしい。しかしそれ以上に題材が半端というか、突っ込みが甘いというか。本来描かなければならないタブーを避けた事によってその人畜無害ぶりがよく表れた平凡な社会派映画。 | [投票] |
★3 | 未来世紀ブラジル(1985/英=米) | 美術と意匠だけで誤魔化してる感じがしました。『ラスベガスをやっつけろ』みたくストーリー性に頼らない描き方は好きなんですが、この映画は色々伏線を張り過ぎていて疾走感が足らない。最後は意味ありげなオチでしたが予想を裏切る程のものでも無く少しガッカリ。デ・ニーロ以外に強烈な役者もいなかったし・・・。 | [投票(1)] |
★3 | バイオレント・サタデー(1983/米) | クレイグ・T・ネルソンのキャラは失笑もの。無駄に力の入った演技がズレまくっててある意味凄い。かの巨匠ペキンパーの遺作はなんとコメディだったのである。 | [投票] |
★5 | 恐怖の足跡(1962/米) | 『シックス・センス』の元ネタとして有名。ふと気がつくと「私」に誰も反応してくれない。何故? まるで自分が存在しないみたい。そして悪夢のような光景が・・・・。
全編に響く気味の悪いパイプオルガンも印象的。この頃の低予算映画としてはストーリーの発想も含め、実に面白く出来ている。何より、締め方が斬新。 | [投票] |
★2 | ミラノの奇蹟(1951/伊) | 当時この映画が賞賛された理由を僕に教えてください。ファンタジーと現実逃避の描写だけで落とし前付けられるものとちゃうやろ。社会批判になってない。 | [投票(1)] |
★2 | プラン9・フロム・アウタースペース(1958/米) | 夜の墓場のシーンだけが出色。ここまで緊迫感が無いと却って怖い。監督のセンスの悪さが全編において発揮されている点が美点。(本来なら汚点なのだがそこはさすがにエド・ウッド) | [投票] |
★4 | 直撃!地獄拳(1974/日) | 突っ込みどころ満載だけど、改めて観ると鋭いショットが多々ある。一概にゲテモノ映画と片付けられない演出力。侮るなかれ。 | [投票(1)] |
★3 | 地球の静止する日(1951/米) | なかなか硬派でいいんだが、ラストは勿体ぶった説教みたいで少し白けた。宇宙人とはいってもこれだけスケールが小さいと逆に驚く。 | [投票(3)] |
★4 | リリー(1953/米) | 子供染みた世界観(故にファンタスティック)なのだが、現実世界と完全に遊離してこそミュージカルの醍醐味。「雨に唄えば」や「バンドワゴン」程の派手さはないが、虚構の中に放り出されたような恍惚感とメロディラインが魂を鷲掴みにする。ミュージカル映画を観ると理屈つける気が失せちゃうね。白痴化? | [投票(2)] |
★5 | 鉄コン筋クリート(2006/日) | 松本大洋の原作漫画のファンにとっては、良く纏め過ぎという点が不満に思われるかも知れないが、破滅的でダークな原作に比べて普通に解りやすい娯楽作に化けた。
もちろん、「普通」のアニメ映画しか観ない人にとっては「難解」な要素がタクサンできついのは仕方ない。
とにかく、理屈抜きにしてこの超絶映像を楽しもう。 [review] | [投票(2)] |