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hessさんのコメント: 更新順

★5ビフォア・サンセット(2004/米)1を超えることができた、稀有な続編。濃密で、あっという間の80分なのに、思い出して話したり、考えたりすると他の作品と比べ物にならないくらい話が尽きない作品。是非よく晴れた昼下がりに観て、その後散歩に出てください。世界がきらきら光って見えるはずです。続編が楽しみです。05.04.16[投票]
★5ブレッド&ローズ(2000/英=独=スペイン)底辺を見つめ、リアルを描ききるケン・ローチの真骨頂といえる作品である。『戦場のピアニスト』でアカデミー賞を受賞したエイドリアン・ブロディの演技は、この作品で評価されるべきである。自分の境遇を考え、自分が見てなかった世界に気づかせてくれる素晴らしい作品。03.11.12[投票]
★5スクール・オブ・ロック(2003/米=独)やっぱり人生は音楽だ!音楽を愛せれば、人生は確実に豊かになる。これをわかりやすく、馬鹿らしく、そして愛らしく描いた紛れもない傑作。リチャード・リンクレイターありがとう!ジャック・ブラックありがとう!そして素晴らしい曲を創り、この作品に曲を提供してくれたミュージシャン達ありがとう!我々はただ音楽に浸り、溺れ、幸せを噛みしめるのみ!!04.04.08[投票]
★5私の頭の中の消しゴム(2004/韓国)中盤からは涙が頬を伝わりっぱなしでした。永作博美の某ドラマのパクリなどとも言われますが、この演技を今の日本の役者でできますか!?否でしょう。このはまり役の二人に打ちのめされました。観終わった後も、一つ一つの情景が頭をよぎり、また涙。。05.10.28[投票(1)]
★5チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英)原作とは違ったラストにティム・バートンの全てがでている。家族に向き合えない性格、孤独を極上のカラフルテイストでまぶした、彼の最高傑作である。是非小説版と比比較して観て貰いたい。そうすると彼の本当の世界が見えるはず。05.08.20[投票]
★2がんばれ、リアム(2000/英=独=仏)見事にデザインと予告にだまされた。イギリスの厳しい現状と主人公であるリアムの対比を描こうとしているが、どちらも中途半端な印象。のめりこもうとすると他のストーリーに行ってしまい集中が持続できない。後半の強引な展開はもはや失笑ものである。この作品を観て僕もがんばろうなんて思える人はいないのではないか?02,03,29[投票]
★2スコーピオン・キング(2002/米)ハムナプトラ』を精一杯チープにして、でもそのファン層を獲得するべく世界観をぎりぎりに保とうとしているのが目に浮かぶ作品。そんなにお客は甘くないよってのを感じてほしいが、、全米初登場1位ですか・・・。でも、それはさておきあの彼、トム・クルーズに似てますよね。それに関してプラス1。02,05,14[投票(1)]
★5少林サッカー(2001/香港)劇場でこんなに爆笑した作品は今だかつて無いと断言できる。出てくる人物の顔で笑わせるなんて一種ずるい感もあるが、独創性は素晴らしく2時間の長丁場をまったく飽きさせず、また何よりサッカーを良く知らない方も爆笑できる作品に仕上げた腕は見事としか言うほか無い!「所詮コメディでしょ」とか「サッカーあんまり興味無いから」とか思っている方、みごとにやられますよ!これぞ爆笑の渦!!02,06,05[投票(4)]
★4KT(2002/日=韓国)濃密な窒息感を味わえる稀有な作品であった。ぐいぐい引き込まれたのは確かだが、言葉が多少聞き取れない部分があり理解に苦しむシーンもやや見受けられた。 日韓関係が修正されている今この作品の投石した意味は確かに大きい、過去の傷を見つめない限り本当の関係は築けない。02,05,31[投票(2)]
★4スパイダーマン(2002/米)ほとんどはバリバリのエンターテイメント、ビジュアル通りの内容である。ただ、ラストで全てを底上げして、トビー・マグワイアを起用した価値が理解できた。このことにより今までのアメリカン・ヒーロー・エンターテイメントから出色した物に仕上がっている。02,05,25[投票]
★4キューティ・ブロンド(2001/米)いや、これは皆さん予想以上に笑えるはずですよ。実際僕もその周りもその口でしたから。話の展開的には本当に昔からあるアメリカン・サクセスコメディの部類で、肩の力を抜いて楽しめる作品でしたが、主演を含めまわりを固める役者がそれぞれ良い味を出していたことが勝因でしょう。こういう作品は出来るだけ当たってほしいですね。02,04,02[投票(2)]
★1キッド(2000/米)ストーリーどうのこうのというより以前に、音楽がこの作品を奈落の底に突き落としている。冒頭から泣かす気満々で、音量も大きめ、セリフよりも耳につくんじゃあ意味を成さない。音楽はストーリーとマッチして、誇示することなく、かつ潜在意識に働きかけなければいけないという非常に重要で難しい位置にある。『ガタカ』を聴いて感じなさい!00,11,03[投票(2)]
★5柔らかい肌(1964/仏)ドルレアックのコケティッシュな魅力と、最後の妻の放心した笑いこれだけでこの作品は自分の中の記憶に見事に残ることに成功した。幸せな場面の描写でも常に寂しさ、そして悲壮感が漂うのはドルレアックの瞳のせいか、ドルリューの悲しげな音楽のせいかはわからないが、そのおかげでこの作品は他の凡作より明らかに秀でた作品に仕上がっている。02,03,09[投票(1)]
★4恋ごころ(2001/伊=独=仏)お恥ずかしながら、劇場でしっかりお金を払って観た初めてのフランス映画でした。どうもフランス映画は自分に合わないという先入観があったのですが、これは自分のその概念を優しく拭ってくれた素敵な作品でした。全編を包み込む柔らかい音楽に身をゆだねて、登場人物の優しいエピソードに微笑む。本当に今の季節にぴったりくるような春の映画でした。これをきっかけにもっとフランス映画を観ます!02,02,23[投票(1)]
★4ビューティフル・マインド(2001/米)良くも悪くもアカデミー賞作品賞に一番近い作品でしょう。まったく癖が無く、誰でも安心して浸れる作品。実話の綺麗な部分を丁寧に丁寧に作り上げました感が強く、レシピを見て作ったカレーのようである。ただ自分はそんなレシピカレーよりアレンジを加えたどろどろの物のほうが好きです。そういった意外性の無さに−1。02,01,26[投票(1)]
★5ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米)初めて感じた感情だった。悲しさ、幸福さ、痛さ、楽しさ、様々な感情がこの作品を包み込んでいた。その感情群に支配されていく毎にヘドウィグの顔が美しく見え、そして声に聞き惚れていくようになる。自分は観終わった後確かに彼に性を超えた恋をした。この作品に出合えた事、この作品を観るきっかけを作ってくれた人にも感謝をしたい、そんな稀有な作品だった。02,03,18[投票(4)]
★1ピアニスト(2001/仏=オーストリア)全てにおいて理解不能な作品だった。人はそれを自分の感受性の成熟度が足りないからだというかもしれないが、この作品が理解できるようになったからといって手放しで喜べるのであろうか。とりあえず自分は別に2度と本作品を見なくても支障無く生きて行けると思う。01,11,06[投票(2)]
★2エネミー・ライン(2001/米)またやっちゃったね。見るべきシーンはただひとつ(あのミサイルシーン)。あとは突っ込む気も失せるような展開。もう、映画にはランボーは要らないのだよ。こういった作品を大々的に作ってしまうところに、ハリウッド嫌いを生む要因が隠されているのかも。こういった作品はいろんな意味で疲れる。02,02,18[投票]
★5大脱走(1963/米)痛快!これだけ長くとも人物描写をしっかり深く取ってあるところがさすがである。それゆえに全ての主要人物が主人公に感じるし、実際そうであった(マックイーンはあの瞳によって更に傑出した存在になったが)。人物描写をしっかりしない作品は長くても短くても記憶には残らない事がこの作品によって再確認された。 また、あのテーマ曲、観終わった翌日とかに自然と口笛で吹いた人は絶対僕だけではないはずだ。02,01,13[投票]
★5あの頃ペニー・レインと(2000/米)キャメロン・クロウの真骨頂!このジャンルこそが彼が最も活きるジャンルなのだと思う。この作品にはお得意の「一言で観客の心をつかんで揺さぶる」ものが溢れていた。そして出演者全員が見せる一瞬一瞬のあの実直で暖かいまなざし、あれは簡単には出せないでしょう。本当に恐るべしクロウ・・。さあ、皆さんもバスに乗ったらいっしょに歌いましょう!02,02,24[投票(4)]