★5 | 気の知れた友達とは何時間でも話していられるように、話をする当人たちにとってみれば、80分などあっという間だろう。しかし、他人の会話というものはたいていの場合、観ている側は退屈になるものだ。その難しさを見事に払拭したのがこの映画である。 [review] (makoto7774) | [投票(6)] |
★5 | 再会という衝動から湧き出るたくさんの言葉や仕草のなかに2人のあの時のままの恋心を滲ませているのが絶妙で巧い。しかもリアルタイム。優しくて少しいじわるだけどそこがまた心をくすぐる非の打ちようのない続編。 (ドド) | [投票(5)] |
★5 | 9年という時を経た2人の、自然かつ濃密な85分のリアルタイム・スケッチ。2人が目にしたリアルなお互いの姿を写す、影など気にしない自然光での撮影が素晴らしい。また相変わらず粋な音楽の使い方。セリーヌのあの歌声。ギターの音色。心に沁みた。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★5 | 9年前、前作を観た頃のことを思い出して切なくなった。会話劇というスタイルは他にも存在するものの、こんなにナイーブで知的な映画は他にない。 [review] (MM) | [投票(2)] |
★5 | 「前作」を見ていない私でも、前作があったことだけ判っていれば、十分楽しめる、大人の恋の物語。 [review] (プロキオン14) | [投票(2)] |
★5 | 永遠の恋人、セリーヌ。 [review] (ころ阿弥) | [投票(2)] |
★4 | 再会の瞬間、息を呑む。 [review] (くたー) | [投票(5)] |
★4 | 心地よいBGMを背にパリの街並みをただ通行人が行き交う風景ショットをつなぐオープニングから映画の世界に惹き込まれ、天恵のように訪れた突然の再会に高揚感が昂っていく。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 冒頭のフラッシュバックを見たとき、フラッシュバック嫌いの私は「これは良くないかも」と一瞬思ったのだが、いやいや杞憂でした。本作も見事な映画の呼吸が息づいている。時間がタイトな分だけ前作以上に潔いし切ない。そして、やっぱりこの映画は最後の最後のカットでしょう。堪らない。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | うーん30代。諦めの人生がこれからずっと続く恐怖に対するもがき…。9年の歳月を経て確実に痩せて老けてしまった二人の役者。実年齢でも30代を生きている彼等から「私たち洒落やってる訳じゃないのよ」って本気がひしひしと伝わってきて胸が一杯になった。 [review] (レディ・スターダスト) | [投票(2)] |
★4 | 演者・演出ともに前作より成熟していると感じた。エリック・ロメールのファンにもお薦め。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 最初の気まずくてモヤモヤした感じから徐々に心が開けてきて高揚していく過程がたまらない。次は9年後じゃちょっときついから3年後あたりでお願いします。 (kaki) | [投票(1)] |
★4 | 予告編を見て、明らかにジュリー・デルピーは小皺が増え頬がこけていて、歳をとったなと実感させられた。だが、実際に作品を通して観ると、歳をとったのではなく、歳を重ねたのだと気がついた。(レビューは本作および『恋人までの距離』のラストについて言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |
★4 | 「女は忘れたフリをするものなのよ」・・・・すっげー同感です!!! (はっぴぃ・まにあ) | [投票(1)] |
★4 | 再会に感謝。別々だった筈の歳月が、共に歩んだ歳月だった事に、感謝。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 決断の瞬間は明らかに近づいている。しかし、女が放出するノイズは、決断を求めつつも、決定をどこまでも引き伸ばしたい感覚を並走させる。現実の構成の落とし所を探る中で、イーサン・ホークのエロ顔は極大化する。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 私の興味はもっぱら2人の今の状況と今後にあったわけで。私は全神経を集中させて、何げない会話から情報を得ようと必死に耳を傾けていた。でも映画で、映像ではなく会話に頼るというのはどうなんだろう。演劇的ではあるかもしれない。2009.11.28 (鵜 白 舞) | [投票] |
★3 | 前作のファンタジーが一回り小さくなってしまった予定調和が否めないSO-SOな続編 [review] (junojuna) | [投票] |
★3 | 『恋人のまでの距離』から9年後の再会。会話劇は変わらず面白いのだが、ふたりは大人になりすぎてしまった…。やはりあの輝かしい夜の方が、胸に響く。(2008.09.19.) [review] (Keita) | [投票] |