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sawa:38さんのコメント: 更新順

★4一票のラブレター(2001/伊=イラン)台詞の無い長廻しのロングショットは、監督が我々に対して「考える」時間を与えているかのようだ。民主主義をこれ程真摯に、かつ痛烈に描いた作品は稀だ。しかもイランという国というのが最大のメッセージ足りえる。[投票]
★3小さな中国のお針子(2002/仏=中国)人間を圧倒する自然の景色を楽しむしか取柄は無い。だがこの退屈感もラストの演出を味合う為のものならば、ある程度我慢も出来る。ああいう演出は「映画魂」を震わせてくれるものだ。[投票]
★5明治侠客伝 三代目襲名(1965/日)語り草のタイトルバックから嵐寛寿郎襲撃シーン、そして犯人との検分のシーンと、計算され尽したカット割りは映画を勉強する上での教科書足りうる。クローズアップされた「静かな画」が語りかける迫力は私を緊張させる。 [review][投票]
★5緋牡丹博徒 仁義通します(1972/日)まさに「女」としてのお竜が描かれる。男達に支えられ守られ、傷つくお竜。妖艶な強さのお竜から、可憐な藤純子への回帰か?世紀の引退までアト1作。 [review][投票(6)]
★3東京フィスト(1995/日)トラウマになるような素晴らしいカットと、辟易するような自主制作映画臭い演出。やはりメジャーに成る気が無いのか、成れないのか?どちらにしても一部のマニア向けの域を出る事は無い作品。[投票]
★3六月の蛇(2002/日)「夫婦」ってそんなにお手軽なのか?そんな事で理解し合えると本当に思っているのか? [review][投票(4)]
★3日本暴力団 組長(1969/日)深作欣二が本作で見つけたものと見切りをつけたもの。 [review][投票(1)]
★4博徒列伝(1968/日)使い切れぬほどのスター達を持て余す。特筆されるべきは実の娘の藤純子にアソコまでのフェロモン芝居をさせる父の俊藤浩滋プロデューサーの異常さか。 [review][投票]
★3団鬼六 OL縄地獄(1981/日)誰かに同意してもらおうとは思ってはいない。志麻いずみが手の届かぬ別次元のSMクィーンならば、本作の麻吹淳子はあまりにもリアル過ぎる「女性」なのです。[投票]
★2獄中の顔役(1968/日)今となってはビッグネームのスタッフ・キャストからすると、どうすればこれほどのしょうもないB級映画が生まれるのか、若さか?粗製濫造か?[投票]
★3天使の牙 B.T.A.(2003/日)美脚のViViのモデルさんが観られる。それだけで充分じゃないですか。 [review][投票(1)]
★2バトル・ロワイアルII 鎮魂歌〈レクイエム〉(2003/日)定期的(?)に凡作を輩出してきた愛すべき巨匠だが、たまたまそれが遺作となったのも深作らしいオチであろう。 [review][投票(4)]
★3魔界転生(2003/日)生前の深作欣二が(何故か)自身のベスト3に挙げたという前作。ハードルはかなり低かったはずなのに・・・天草四郎の怨念が伝わってきますか?あれで。時代に迎合した凡作に過ぎない。[投票]
★3ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(2002/米=ニュージーランド)観る観客によって、それぞれの主人公がいる。それは脇をしっかり書き込んだ脚本にのみ許される贅沢だ。(まぁ裏返せばそれだけフロド君がヘタレということもあるが・・)PS,フロド君ファンっていう方はいらっしゃるんでしょうか?[投票(1)]
★3好色元禄(秘)物語(1975/日)短い尺だが、女のしたたかさと情念を上手く描いている。女は菩薩か観音様か。女という生きものに対し、なんと男のちっぽけな事よ。鶏から鶴へ羽ばたく童貞僧もいい味を出している。[投票]
★3日本侠客伝(1964/日)狂言廻しの長門裕之の芝居は錚々たる面子の役者陣の中で調和を乱してはいないか?後の邦画界の重鎮たちを前にして、彼は明らかに力不足なのに・・・[投票]
★3昭和残侠伝 一匹狼(1966/日)誰もが予測出来るストーリー展開に野暮は言うまい。だが、ソレを知ったうえで観客のカタルシスを最高潮に持っていく演出はやはり上手い。日本人のDNA特性を知り尽くしたような演出だ。 [review][投票(3)]
★2ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)角川映画じゃあるまいし・・・ [review][投票(5)]
★3二重スパイ(2003/韓国)コ・ソヨンっていう女優さんを発見出来たことだけを喜ぶべきだろう。いったいそれ以外に特筆すべきことがありますか?[投票]
★5隣人は静かに笑う(1998/米)あーっ、こんな脚本書いてみたい、こんな風な計算された演出もしてみたい。何よりもオープニングからタイトルクレジットまでの秀逸さったら絶品ですね。日本のTVドラマ業界のバイブルでしょっ、コレ。[投票]