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六月の蛇 (2002/)

A Snake of June

[Drama/Mystery]
製作塚本晋也
監督塚本晋也
脚本塚本晋也
撮影塚本晋也
美術塚本晋也
音楽石川忠
衣装岩崎浩子
出演黒沢あすか / 神足裕司 / 塚本晋也 / 寺島進 / 田口トモロヲ / 不破万作 / 花原照子 / 鈴木一功 / 鈴木卓爾
あらすじ心の電話相談室の相談員りん子(黒沢あすか)のもとへ、彼女の淫らな姿を盗撮した写真が送られてくる。それは、潔癖症の夫(神足裕司)とのセックスレスに悩むりん子が一瞬見せた秘密の姿であった。犯人は相談室で自殺をほのめかせ、りん子から「本当にやりたいことを、やるべきだ」と助言を受けたカメラマンの道郎(塚本晋也)である。道郎は携帯電話を使って、りん子を思いのままに操り始める。激しく降り続く雨の中、見られ、撮られ、操られる恐怖がりん子を襲う。第59回ベネチア国際映画祭審査員特別大賞受賞。(80分/モノクロ/スタンダード) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全27 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5塚本の作品は「創造を記録する」意志が見えて潔い。ついガジェットを出してしまうあたりはご愛嬌だが、90分を要しない作品の中には濃密な空気に満ちている。特に黒沢あすかの美しい描き方は特筆すべきもので、彼女に対する愛情がカメラのこちら側にも伝わった。以上、物語にではなく作品としての感想。物語はね、まあいいじゃないですか。 (tkcrows)[投票(3)]
★5塚本監督の作品は精神がシンクロしてしまうのが困ってしまいます。頭の中に強引に入ってくる感じです。だから大好きなんすけどね。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4ドス黒いアダムとイブの物語。もう、痛すぎちゃって。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★4それぞれの雨季 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★4感情移入するには無理がある。ストーカーをテーマにして、女性が変化していく物語であるようで全然そんな筋書きはどうでもよいのだが、黒沢あすかが美しくなる映画であることは間違いない。 [review] (SUM)[投票(2)]
★4モノトーンの映像なのに彩色あざやか。好色と思いきや、タナトスまで行ってるから精神的愛の境地にまで達するわけよ。これが100%のセックスですね。ラストは甘いかなとも思うけど、いいです。わくわくする心地好さは映画では特筆。 (セント)[投票(2)]
★4これは心底羨ましい。 [review] (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★4黒沢あすかの絶叫で何かがぱちんと弾けた。鳥肌が立った。そのあとの、慈しみに満ちた素っ裸の微笑。このふたつだけでもう、この映画は比類なきものとなった。(03.07.28@梅田ガーデンシネマ) (movableinferno)[投票(1)]
★4雨。愛。青。蛇。カメラ。 2003年9月14日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票(1)]
★4解放者としての蛇 [review] (かるめら)[投票(1)]
★3「夫婦」ってそんなにお手軽なのか?そんな事で理解し合えると本当に思っているのか? [review] (sawa:38)[投票(4)]
★3普通の男女の、異常な「性」を切り取って突き出されるドラマにモノクロの目に優しい映像。 降りしきる雨のシーンが印象に残る。 [review] (トシ)[投票(1)]
★3果てしなく降り続ける雨やカメラの反射光、荒々しいモノクロ画面、妙に耳に残る音楽その他放射され続ける圧力は相当なものだが、どうにもワンパターンで次第に疲れてくる。これなら変に高尚ぶらない方が良かったね。 (赤い戦車)[投票]
★3塚本晋也監督の作品を初めて拝見しました。 [review] (chokobo)[投票]
★3内容よりもスタイルが突出している感じがした。 (アリ探し)[投票]
★3エロスを感じたとしても本能的な扇情に至らないのは致命的にグロテスクな部分が欠けているからだ。今村昌平大島渚伊丹十三パゾリーニそして代々木忠はその辺のことがよくわかっている。 [review] (すやすや)[投票]
★3ストーリーはエロチックな雰囲気だが描写自体はそれほどそういった感じはなかった。 [review] (わっこ)[投票]
★2神足裕司がぬめぬめぬめっとしていて、 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(2)]
★2最悪の結末。男と女が交わる交わらないということと、分かる分かり合えないということはまったく別問題。薄っぺらな男女観が情けない。解放が必要なのは塚本晋也監督自身。前半の受身の恐怖感の好演出と黒沢あすかの好演がだいなし。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★2盗撮・・・。全編を覆うこれ見よがしなあざとさが画面から匂ってくる。「エロス」「パラノイア」「不条理」の3大キーワードで日本版デヴィッド・リンチを目指したつもりなんだろうが、全てにおいて表層的で本家には遠く及ばず。 (SODOM)[投票(1)]
★2黒沢あすかのトイレでのシーンにドン引き。やだこの女。画作りは上手くなったが、私的には美もエロも感じないし人間の描写にも納得できず。今まで何作か拝見してきたが、やっぱりこの監督とは話が合わないなぁとあらためて痛感。 (nob)[投票]
★2落ち着きのない撮影も無意味なジャンプカットも全く品がない。エロ・暴力・前衛と、それっぽいキーワードを安直に並べただけの中身スカスカ映画。 (太陽と戦慄)[投票]
Ratings
5点6人******
4点20人********************
3点18人******************
2点11人***********
1点0人
55人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
● 監督たちの主として映画に対する発言集  (いくけん)[投票(18)]びーちく (リア)[投票(8)]
次点の歴史 日本映画篇 (ナム太郎)[投票(7)]カルト・ムービー集成! (いくけん)[投票(4)]
== だめおとこな映画 == (リア)[投票]
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