熱田海之さんのコメント: 更新順
次郎長三国志・殴込み甲州路(1953/日) | 前半の祭りの酔っ払い部分はやや冗長だが、結婚以来影の薄かったセツ子嬢が久々に芝居をするのが観どころ。大人の色気の久慈あさみとの対比の妙。後半は沢村国太郎の兄貴っぷりがいい。 | [投票] | |
次郎長三国志・勢揃い清水港(1953/日) | むさい男達が集まった次郎長一家で二枚目の小泉博の存在は光る(まだ杯は貰ってないが)。でもこう勝手では困ったもんだ。加東大介のやくざ志望にも困ったもんだ。 | [投票] | |
海峡(1982/日) | どうしても『黒部の太陽』と見比べてしまう。熱い三船・裕次郎に比べ、こちらの高倉・友和コンビは地味な渋い印象を受ける。健さんにガッツポーズは似合わない。 [review] | [投票(2)] | |
小説吉田学校(1983/日) | 知っている政治家が次々と登場するので面白かった。この映画が封切られたのは、ロッキード事件で田中角栄に一審有罪判決が出る少し前。随分気を遣ったのだろう。が、映画としては内容を絞って政治の裏側のどろどろを深くえぐり出せたらもっとよかったのではないか。 [review] | [投票] | |
恋文(1985/日) | ショーケン演ずる男の気持ちは分かるが、どうにも好きになれないのは自分に似ているせい? 神代辰巳のセンチメンタリズムがうまく働いていない気がする。倍賞美津子と高橋恵子は悪くない。 | [投票] | |
狼と豚と人間(1964/日) | 誰が狼で誰が豚で誰が人間だったのかな? | [投票] | |
ピアニストを撃て(1960/仏) | シャルル・アズナブールの疲れた感じの目の表情がいい。音楽もいい。 [review] | [投票] | |
私のように美しい娘(1972/仏) | こんな映画を真剣に作れるのは、膝上スカートから伸びた脚への愛あればこそでしょう。 [review] | [投票] | |
家庭(1970/仏=伊) | トリュフォーのお遊びに満ちた映画。勝手にしやがれ! | [投票] | |
ブエノスアイレス(1997/香港) | 主要登場人物が男だけの今時珍しい映画。でも不思議にホモ(orゲイ?…違いが分からない)っぽい嫌らしさは感じなかった。 [review] | [投票] | |
スタンド・バイ・ミー(1986/米) | 可愛げのないガキどもで、共感もノスタルジイも持てないが、割とあっさりしたところが悪くはない。 | [投票] | |
レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994/フィンランド) | 中島みゆきに「テキーラを飲みほして」という歌があったっけ。そう言えばアキとみゆきにはどこか似たところがあるな。 | [投票] | |
黒田騒動(1956/日) | 肉を切らせて骨を断つ。野心あふれる若侍南原伸二と寝業師の老家老片岡千恵蔵の対決。間に立つ藩主片岡栄二郎がバカ殿に見えてしまう。 | [投票] | |
オープン・ユア・アイズ(1997/仏=スペイン) | 途中から退屈してしまった。どこまでが夢でどこからが現実なのかわからなくなったが、まあどうでもいいや。 | [投票] | |
ザ・タイガース/世界はボクらを待っている(1968/日) | 映画館で後ろの席にいたGS世代と思しきおばちゃん三人組のおしゃべりのうるさいこと。タイガースの歌が始まると声を合わせて歌いだす始末。ま、そういう映画ですからね。思い出に浸って下さい…。 [review] | [投票(1)] | |
ファンタスティック・プラネット(1973/仏=チェコスロバキア) | ちょっと気持ち悪い絵だけれども、むしろ幻想的と言ってよく、悪趣味にならないのはどこかの国のアニメやCGとは違うところ。 | [投票] | |
警察日記(1955/日) | こんな人情味にあふれた警察署はもう日本のどこを探してもないでしょうね。リストに挙がっていない十朱久雄(幸代とあるのは誤り),織田政雄,伊藤雄之助,東野英治郎,岩崎加根子,多々良純,千石規子。みんな名演です。 | [投票] | |
珍品堂主人(1960/日) | やはり自分を信じなければ駄目、ということか。 | [投票] | |
稲妻(1952/日) | 浦辺粂子。愚痴っぽい母親を演らせてこの人に敵う者はいない。 | [投票(2)] | |
日本の黒い夏―冤罪―(2000/日) | 冤罪を扱った映画はいくつもあるが、リアルタイムで知っている事件を扱ったものはこれが初めて。それなのに観ていて実感を伴わないのはなぜだろうか。 [review] | [投票] |