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AONIさんのコメント: 更新順

★3ゲット・アウト(2017/米)恋人の家族に御挨拶にいった際の、「品定め」されているかのような気まずさと居心地悪さ。 そんなコメディやパロディで使われそうなシチュエーションを、サスペンスホラーに仕立て上げたアイデアの勝利。[投票(1)]
★3ザリガニの鳴くところ(2022/米)過酷な運命を耐え抜き、2人の男(生真面目な青年と金持ちプレイボーイ)との関係で心傷つき、事件に巻き込まれるヒロインって設定が、いかにもハーレクインロマンスって感じ。 好きな人は好きなんでしょうが、ヌルすぎるドラマは苦手です。 [review][投票]
★4イノセンツ(2021/ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン)いやいや、インスピレーションとかオマージュといったレベルを超えて、大友克洋をクレジットしないといけないレベルでは?? 特にクライマックス。団地内の遊び場。幼い子供達だけが気付く、「静かなる闘い」・・・。 [review][投票(5)]
★3リボルバー・リリー(2023/日)銃撃や格闘アクションは期待していたほど盛り上がらないが、キャスティングは実に豪華。(ラストに驚きの特別出演あり。) そして、主義(好戦派vs慎重派)や軍事予算を巡って睨み合う陸軍と海軍の対立構図、主人公リリーと海軍との最後の駆け引き等、大正末期から昭和にかけての歴史秘話好きには堪らない展開ですな。 [review][投票]
★3ダーティハリー2(1973/米)1970年代に演出家として一世風靡したマイケル・チミノジョン・ミリアスの2人が脚本を手掛けているだけあり、私刑警官グループという犯人像も含め、ベトナム敗戦後の1970年代アメリカの荒ぶる空気感が漂よっていてGood。[投票(1)]
★3ヴァチカンのエクソシスト(2023/米=英=スペイン)CGがどれだけ発達しようと、この手の作品はストーリー展開や映像表現を含め、『エクソシスト』(1973年)の影響下にまだあることを実感。オカルト映画の金字塔は偉大なり。 [review][投票(2)]
★4君たちはどう生きるか(2023/日)「母をたずねて」ファンタジー。宮崎駿高畑勲へのオマージュもしくは、原点探しか? それにしても、宮崎駿の老婆の描き方は相も変わらず、何か怖いし悪意を感じる。この人が、老いたら、、、こうなるの!? [review][投票]
★3南極料理人(2009/日)お守りに娘の乳歯を持つ西村料理人、ラーメン大好きタイチョーさん、寂しさで長距離電話をかける兄やん、自転車大好きな破天荒ドクター、不味い唐揚げ、そして、ビーチバレー。それら複数のエピソードや小道具が、伏線となり上手くエピローグへと繋ぎ合っていく様は、いかにも映画的で良く出来たシナリオだと思う。 [review][投票]
★3ドライブ・マイ・カー(2021/日)ネチネチとした男女関係と露骨な性描写は、なるほど村上春樹の小説世界だなと思わせる。この世界観が意外や世界中で受け入れられている不思議。 男女関係と性の営み、そして悩みは、世界共通ってことかしらん?[投票]
★3太陽を盗んだ男(1979/日)不死身の文太に対峙した際の「ヒィィーッ」とマジで怯えている沢田研二の演技に、あっ、ジュリーって演技上手いんだな、と思った。[投票(2)]
★3マルコヴィッチの穴(1999/米)この当時、ジョン・マルコヴィッチって、「なんか危険な雰囲気も漂わせているけど、演技が巧くてセクシーな俳優」として認知されていた。日本の映画雑誌でも、そのような記述・紹介が多かった。だからといって、なんでジョン・マルコヴィッチだったのか、当時リアルタイムで本作を観た私も、理解できないが・・・。[投票]
★4劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023/日)TVシリーズ第二期と第三期の間を埋める物語。 主人公も変わり、背景説明や情報も視聴者にほとんど与えず展開された第三期の謎を全て回収していくストーリーなので、TVシリーズのファンは大満足の内容。 [review][投票]
★3怪物(2023/日)色々な感想を持てる映画ですが。「視点の違い」で生まれる歪みが一つのテーマなんではと。母親の視点、教師の視点、少年の視点。「視点の違い」で、こんなにも事件の見え方が違うものかと。 [review][投票]
★3激突!(1971/米)ホラー映画ですね。主人公を理不尽に追いかけ回すタンクローリー。相手ドライバーは、全く顔を見せない。まるで、巨大タンクローリー自体がモンスターのような錯覚を覚える。タンクローリーの排気口から水だかガソリンが漏れ出る映像演出も、まるで、血が流れているかのよう。[投票(1)]
★4夜は短し歩けよ乙女(2017/日)湯浅作品は、コンビを組む作画メンバーが変わろうが、ダンスシーンに代表される、軟体動物のような登場人物の動きに凄い特徴がある。 そして、私はこの動きが大好きである。[投票(1)]
★4奇跡の人(1962/米)人にとって「言語を使える」ということが、どれだけ大事なことなのかを痛感させられる。  [review][投票(1)]
★3タクシードライバー(1976/米)終始、バックミラーに拘るスコセッシ演出。 バックミラーを通して語りかける、デニーロの表情演技が上手すぎて圧倒される。[投票]
★3風の歌を聴け(1981/日)親友が自主製作した8ミリ映画が、いい味を出していて、むしろ本編よりも見入ってしまった。[投票]
★3われらの時代(1959/日)外国人に対する敵意が凄い。これが当時(1950年代)の若者の「リアル」だったんだろう。[投票]
★3ベルリン・天使の詩(1987/独=仏)ピーター・フォークが本人役そのままで出演し、彼を見つけて「コロンボだぁ!」と言い寄る子供たちに、「はい、はい、コロンボだよぉ」といなす姿が妙に面白く、記憶に残っている。[投票]