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ドライブ・マイ・カー (2021/)

[Drama]
製作山本晃久
監督濱口竜介
脚本濱口竜介 / 大江崇允
原作村上春樹
撮影四宮秀俊
音楽石橋英子
出演西島秀俊 / 三浦透子 / 霧島れいか / パク・ユリム / ジン・デヨン / ソニア・ユアン / アン・フィテ / ペリー・ディソン / 安部聡子 / 岡田将生
あらすじ結婚20年、舞台俳優で演出家の家福(西島秀俊)と妻で脚本家の音(霧島れいか)は、互いに深く愛し合い充実した生活を送っていた。にもかかわらず家福は、妻が他の男と関係を重ねている事実を知ってしまう。そして“何故なのか”という謎を残したまま妻は急死する。2年後。15年乗り続ける愛車で、演劇祭の「多言語劇」を演出するために広島を訪れた家福は、主催運営者によってなかば強制的に、若い女性ドライバーみさき(三浦透子)をあてがわれる。さらに、集まった国籍も言語も年齢も異なる俳優たちのなかに、かつて妻と関係のあった若手俳優の高槻(岡田将生)がいた。原作は村上春樹の短編集。カンヌ国際映画祭脚本賞受賞 (179分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全20 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5役を降りること、役を引き受けることについて。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★53時間を長く感じさせないのに至って静かで淡々とした映画。こんな映画は見たことがない。もしかしてアカデミー賞取るかも?と、2022年3月9日の私は思う。 (サイモン64)[投票]
★4三浦透子はスカーフェイス。ゴミ処理施設のシーン、原爆ドームから平和公園を結ぶ線の延長にあるという、施設の吹き抜けを歩いた後、海の見える階段の俯瞰カットが繋がれる。こゝで西島秀俊が、ライターを投げ、三浦が受ける、という演出がある。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★4感情によって人の行動と言葉が規定され、その言葉と行動によって人の感情が縛られる。ならば「感情」と「行動」と「言葉」を解体することで、妻との距離を見失った家福(西島秀俊)と、自分の存在を消去したみさき(三浦透子)の再生を物語たる、という試み。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4好きじゃないテイストの作品。だけど良かったと感じさせる作品。 [review] (deenity)[投票(4)]
★4この映画を好きか嫌いか問われたら、嫌いかも。でも、最後のたぶん20分くらい、ボロ泣きしてしまった。 [review] (もがみがわ)[投票(4)]
★4179分の長尺に身構えて観たが、緊張感が途切れない。そして映画内で描かれる時間だけでなく、回顧される過去も含めた長い時の流れが丁寧に紡がれる。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4逝った者への蟠りを融和する旅路は秘められたことを詳らかにすることでは更なる隘路に踏み込んでしまうだけだ。寝物語の結末が語られる長い車中こそ反映画に委ねた全篇の佳境だが混沌は弥増す。他者とのシンクロニシティこそがそれを解消する。出会いの物語。 (けにろん)[投票(2)]
★43時間の長尺をじっくりチェーホフで仕上げる芸達者な粋な映画です。原作は読んでいないが、村上とチェーホフがせめぎあっている感じで、最近の日本映画では類を見ない純文学映画(?)を呈していてなかなかイケる。 [review] (セント)[投票(2)]
★4SAABのエキゾーストノートが通奏低音。全編の緊張感が半端ない。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★4退屈はしなかったが、特別面白くもなかった。洋画なら寝てる。村上春樹原作本特有の「こじらせた人たち」の群像劇。劇中劇の戯曲『ワーニャ伯父さん』を取り入れた意図はわかるが、家福の演出方法には疑問。ラストは劇中劇の終幕とともに、でもよかったと思う。ラストシーンは蛇足。韓国手話を使うパク・ユリムは美しかった。 (IN4MATION)[投票]
★33時間まったく退屈しない、実力者のねちっこいグラウンドレスリングのような映画で見事。しかし我々はずいぶん繊細に、弱くなっちゃったなーとも思う。 [review] (ペンクロフ)[投票(4)]
★3福音を待ちながら。文学的には面白いけど、映画的にはちょっと鼻につく。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★31番ずるいなと思ったのは、くも膜下出血(煙に幕か出血)で亡くなるという逃げ的設定。 [review] (クワドラAS)[投票(3)]
★3主要登場人物が、「世界」を提示する人と、その「世界」を解釈する人に分かれる。世界提示者が演出家の妻と、(語りの中で登場する)運転手の母である。解釈者には演出家と主演男優と運転手がいる。提示された世界をめぐって、解釈者たちが何かを読み取るプロセスが描かれる。語り口はトルクフル。内省性とストイックさを堪能した。 (ジェリー)[投票(2)]
★3村上春樹の世界観は小説だから生きるワケで映画じゃどうかなぁと思ってたけど中々の力作。車内の西島&岡田による顔面対決は相当な見ごたえで、役者が段々役にハマってく様に迫力を感じた。 73/100 [review] (たろ)[投票(1)]
★3あまりのめり込めなかったのは演劇に興味がないからではない。チェーホフや村上春樹に馴染みがないからでもない。いわゆる感覚、フィーリングの問題。 [review] (K-Flex)[投票(1)]
★3ネチネチとした男女関係と露骨な性描写は、なるほど村上春樹の小説世界だなと思わせる。この世界観が意外や世界中で受け入れられている不思議。 男女関係と性の営み、そして悩みは、世界共通ってことかしらん? (AONI)[投票]
★3キャストのクレジットがはじまった時、「あー、意外に短い映画なんだ」と思ってしまった。☆3.4点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★0原作未読。冒頭、女がこんな物語を作るか?しかも男に聞かせるか?とリアリティに疑問符が付き5分未満で挫折。いつか再見完遂する日が来たら採点します。 [review] (ロープブレーク)[投票]
Ratings
5点4人****
4点23人***********************
3点13人*************
2点3人***
1点0人
43人平均 ★3.7(* = 1)

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