AKINDOさんのコメント: 更新順
南風(1939/日) | 豪華すぎるキャストに渋谷実。このなぜか日の当たらない名作を発見できた幸せを感じる。小津&グリーナウェイ的日本家屋描写がたまらない。 | [投票] | |
運動靴と赤い金魚(1997/イラン) | こどもたちに見て欲しい映画だなぁ。オトナとしては、凡庸・・・な映画だと思う。でも、見終わったあとに幸せな気持ちになっちまったもので★4つ。 | [投票] | |
チョコレート(2001/米) | 考えてみれば、かなり脂っこく胸焼けしそうな話である。無意味な差別、悲惨な死と離別、動物的なsex・・。なのにこの乾いた雰囲気、そしてラストの余韻。役者、撮影、演出が見事に溶け合っているのだ。 | [投票] | |
戯夢人生(1993/台湾) | 人の一生を題材にしながらこれだけ人間の気配が薄い映画はめずらしい。叙情さも過ぎるとただの除情絵巻。 | [投票(1)] | |
東京画(1985/独) | 人の内面を撮り続けた小津映画と東京の表層風景の変化を比較することに意味がないことに疑問を持たずヴェンダースは延々とカメラを回し続ける。 [review] | [投票(2)] | |
ヨーロッパ(1991/独=仏=スウェーデン=デンマーク) | 自由で大胆な表現に酔う。コラージュ映画の傑作。映像が強いぶん物語部分が単純な感じがしてしまうのが残念。 | [投票] | |
桃中軒雲右衛門(1936/日) | 月形龍之介が恐ろしいほどかっこよい。芸人かくあるべし。そして映画かくあるべし。千葉早智子は和服が似合う。 | [投票] | |
宗方姉妹(1950/日) | 溝口・絹代と成瀬・秀子が小津作品で競演というトライアングルに興奮するも、昼メロ的な原作がいかんせん重すぎ。でも役者が充実してる映画っていいもんですね。 | [投票(1)] | |
乙女ごころ三人姉妹(1935/日) | 大森一樹チックな題名と内容のギャップが素敵だ。成瀬巨匠の初々しさが拝めるのは微笑ましいが、ビデオのくせにブチブチ映像が切れるのは悲しい。浅草・上野は貴重映像。 | [投票] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 「タランティーノ映画のあの緊張感」が半ばで途切れてしまった。オマージュってやつは控えめがいい。 | [投票(2)] | |
見知らぬ乗客(1951/米) | 古典を楽しむ、という余裕がないと尺が長い。ラストだけはそんな気持ちも忘れたが。 | [投票] | |
この森で、天使はバスを降りた(1996/米) | ひんやりと澄みきった森の中にある田舎町の風景と、そこに住む人々感情が様々に揺れていく情景が心に染みる。人に勧めて、見てよかったと言われたい映画。アリソン・エリオットが抜群にきれいだ。 | [投票] | |
馬(1941/日) | 美しい映像に正直驚いたし、泣き笑いの微妙な間は素晴らしいし、なんといっても高峰秀子をはじめ役者全員がとてもいい顔をしている。また宝物をひとつ見つけた。 | [投票(1)] | |
鶴八鶴次郎(1938/日) | 『歌行灯』と本作を見て確信した。成瀬の芸物こそ元祖梶原一輝=スポ根浪花節。山田五十鈴の美しいたたずまいにはいつも心奪われる。 | [投票] | |
バニラ・スカイ(2001/米) | クロウがロックにこだわりすぎたこと。ディアスが可愛さを捨てられなかったこと。そして『オープン・ユア・アイズ』が素晴らしすぎたこと。以上が失敗作の理由ベスト3。無人のタイムズ・スクウェアのシーンだけはオリジナルを越えている。 | [投票] | |
ホット・スポット(1990/米) | 「白いドレスの女」を彷彿させる高湿度官能犯罪映画の傑作。ジェニファーを脱がしたホッパーに心からありがとうと言いたい。 | [投票] | |
オズの魔法使(1939/米) | 映画が魔法であることを思い出させてくれた。もし退屈な宇宙の旅で一本だけ映画が見られるとしたら、この愛すべき作品を選び、繰り返し笑い、涙し、そして故郷を思い返すだろう。 | [投票(2)] | |
お熱いのがお好き(1959/米) | 毒が無いと笑えない。そんな体質なもんだから、ほのぼのコメディじゃ物足りません。もちろんモンローには熱くなったけどね。 | [投票(1)] | |
アフリカの女王(1951/英=米) | 単純にオモロイ!という点では「インディ・ジョーンズ」の大先輩。特撮も結構いけてます。お茶目なボギーは必見。 | [投票] | |
王将(1948/日) | 水戸光子のやつれ具合が作品に微妙な重さを与えているのが残念だが、各所に印象的なエピソードが光っている。特にラストは伊藤監督と阪妻に詰められて「参りました」。 | [投票] |