夏炉冬扇さんのコメント: 更新順
バタフライ・エフェクト(2004/米) | 「選ばれなかった未来」に [review] | [投票] | |
アドルフの画集(2002/カナダ=独=ハンガリー=英) | 全否定も賛美もしなくていい、まだ人間だったヒトラーがいる。 | [投票] | |
モーターサイクル・ダイアリーズ(2004/米=独=英=アルゼンチン) | 美しい画面は額縁に入れて眺めていたい。額縁に収まりきらない旅の記憶は、2時間の伴走者が受け継いで行く。映画と自分自身の、欲望も信念も欺瞞も、一切合財を背中の袋に詰め込んで。 | [投票(2)] | |
偶然(1981/ポーランド) | 「神の目」から見ると人生はこう見える。でも「あの時、こうしていれば」と想像するしかない「人」のほうが、案外楽しいかも。 | [投票] | |
風の絨毯(2002/イラン=日) | タイトルの語感とジャケットの色合いだけでの選択だったけど、期待以上。見終わった後の余韻もいい。 | [投票] | |
8人の女たち(2002/仏) | 見終って数日経つのに、ふとした場面で「パパは流行遅れ」の鼻歌を歌いつつ手が勝手に動いている自分に気付く。職場で発症しないかが心配。いや、もちろん誰か加わってくれれば、いいんですが。 | [投票(1)] | |
T.R.Y. トライ(2002/日=韓国=中国) | 正直3点は、かなり甘いです。大甘です。でも、この時代背景が好きなんです。今夜は、このキャストを思い浮かべながら、原作を読もうかと思います。 | [投票] | |
黒い十人の女(1961/日) | 好きな監督に申し分のない俳優、映像もお話も悪くない。なのに、なぜか楽しめなかった。映画よりも自分を責めてしまいそう。こんなことも、あるんだな。 | [投票] | |
ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | もし、神様が一つだけ願いを叶えてくれるなら、騎馬なんて贅沢は言いません。どうか徒歩(かち)で、あの3人の背中を追って駆けさせてください。 | [投票(2)] | |
シベリア超特急(1996/日) | これほど広い間口の映画はないでしょう。ミステリー、悲恋、アクション、パロディ等々。ただし、「多すぎる伏線と強引な展開に翻弄される反戦映画」ってのも、ねえ。 | [投票(1)] | |
アナとオットー ANA+OTTO(1998/スペイン) | アナの瞳が映すほどの悲しみの描写を他に知らない。 | [投票(1)] | |
パール・ハーバー(2001/米) | 運命に、いや、ご都合主義に人生を弄ばれた彼らって不憫。 | [投票] | |
日本の黒い夏―冤罪―(2000/日) | いっそ徹頭徹尾ドラマなり、ドキュメンタリーである方が、観客に伝わるものがあるんじゃないかな。随所に挿入される素人風演技の応酬は、観客を冷静にさせ、事件について考えさせる計算なのか? | [投票] | |
助太刀屋助六(2002/日) | 「あんた、そんな役、他の作品でも演ってなかった?」って言いたくなる出演者圧倒的多数。でもそんな役者と監督が十八番をやれば、面白くないわけがないんだな。 | [投票] | |
シャンプー台のむこうに(2001/英) | 「たかが髪」切る人たちのお話だけど、だからこそ、肩肘はらず、心地良く見ることができる。写真集をながめるように観るも良し、市長と一緒にヒートアップするも良し。 | [投票(1)] | |
L.A.コンフィデンシャル(1997/米) | 「ロロ・トマシ…」の名場面。思わず、息を止めて見入ってしまったほど。期待して観て、なお且つ、満足できた映画は久しぶり。 | [投票] | |
WXIII 機動警察パトレイバー(2002/日) | 劇場版のパトレイバーというものは、「都会に残る下町」と「捜査する刑事」の風景を楽しむものなんだと割り切れば、楽しめる。ただし、『砂の器』の丹波と森田には、かなわないけど。 | [投票] | |
ギブリーズ episode2(2002/日) | 思い出しますね、往年の「ファミコンソフト抱き合わせ販売」騒動。 | [投票(2)] | |
猫の恩返し(2002/日) | ジブリにありがちな思想臭さが気にならず、期待してなかったぶん意外に楽しめたので、3点。あとの+1点は、宮崎駿をブランド化する世間の常識への「石つぶて」。 | [投票(1)] | |
少林サッカー(2001/香港) | 喧嘩して仲直りできないまま劇場へ着いた。二人でこの映画を見た。笑った。参った。喧嘩どころじゃなくなった。 | [投票(5)] |