★4 | 『総長賭博』を経て本作で再びコンビを組んだ笠原和夫は山下耕作の「きれいごと」の男女の悲恋に不満を口にする。これはこれで充分に名作だよ。でもそんな事があったからこそ全てを破壊する『仁義なき戦い』が生まれたのだろう。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |
★3 | ”着流しヤクザ”の袋小路。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★3 | タイトルとは裏腹に、駆け引き下手な不器用人ばかりが登場してゲンナリ。 時折見せる山下耕作らしいバランス良い構図と、突如として前衛的な映像世界に突入するクライマックスが変すぎて面白いので、まあいいか。 (AONI) | [投票] |
★3 | 初めて見る仁侠映画。この作品であまり良くないと言われてる事で仁侠映画のレベルの高さが窺い知れる。['03.3.17VIDEO] (直人) | [投票] |
★3 | 新しいことをやろうと言う気持ちは解るし大楠道代が良かったのでこの得点。天本英世の殺し屋からしてマニアックな作品だ。こんどは聖杯伝説の「トリスタンとイゾルデ」が下敷きなんだってさ。 (町田) | [投票] |
★3 | 大楠道代の姐さんぶりは、意外と迫力無かったなぁ。それよりなにより、映画の状態がメチャクチャ悪くて、腹たちまくり!こんな状態でみせられるなら、むしろ観ないほうが良かったですよ、某映画館さん・・・。 (worianne) | [投票] |
★2 | 定番の任侠残酷ものに、メロドラマが強引にからまるもんだから“渡世”と“男女”のアヤがこんがらがって、途中から鶴田も大楠も若山も、何を悩んでいるんだかよく分からなくなる。それをやったらお終いよ! の「血の海」に託した任侠ロマン決別宣言は一応納得。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★2 | 義理と人情の狭間で煩悶する仁侠映画のロジックは後方に退けられ単線的な男と女の話になってしまった。意図としては良しとしても、大時代なアナクロ臭が鼻について乗れない。その帰結がラストの70年代的前衛風味な殺陣では余りに山下耕作の柄ではない。 (けにろん) | [投票] |