★2 | 夜のいそぎんちゃく(1970/日) | 意外とカメラがスタイリッシュ。特に会話のシーンで、話し相手の横に広い背中と狭いアングルの正面を向いた人物。それが小津映画のように執拗に繰り返される。それとまさに肉感を感じさせる渥美マリの太もも、お腹をカメラは執拗に映し出す。内容はベタだが意外と隠れた良作かもしれない。 | [投票] |
★2 | ポセイドン(2006/米) | 肝心な「逆さまの世界」感がリメイクされていない!
なので普通に豪華客船がひっくり返って脱出する近年のパニック映画です。 | [投票] |
★2 | 鷲は舞いおりた(1976/英) | ぎっしりとリアルに描かれた原作とたった2時間の映画を比較するのは無理があるのは充分わかっている。しかしただ筋を忠実に映像化し良い役者をそろえてもダメなのだ。例え無理でもこの作品の本質である「男のロマン」をもう少し強調して描いて欲しかった。良い酒を十倍に薄めたような作品。これではロマンに酔えない。 | [投票] |
★2 | 男たちの大和 YAMATO(2005/日) | あの佐藤純彌監督作品なのに最低だと笑って切り捨てられない何かを感じてしまった。まるでスプラッター映画のように血の雨が溢れ虫けらのように死んでいく兵士を見ると。もちろん現代のシーンをからめる蛇足なところは相変わらずですけど。 | [投票] |
★2 | 私刑警察(1988/仏) | ギャバンに捧げるとうたっているがイーストウッドに捧げてもいいのではないでしょうか?
「ダーティーハリー2」に設定がよく似ている。 | [投票] |
★2 | アラン・ドロンのゾロ(1974/仏=伊) | 表では能天気な弱い総督を演じて裏では悪いやつをやっつける切れ者のゾロ。そんなゾロを演じるアラン・ドロンもなかなかの切れ者。 | [投票] |
★2 | バッテリー(2007/日) | まっすぐな瞳とまっすぐな球。他の演出は凡庸だがその「まっすぐ」さだけは気持ちが良い。 | [投票] |
★2 | ジャンパー(2008/米) | 青春時代憧れたダイアン・レインが主人公の母親役。自分の歳を認識してしまった。嗚呼。 | [投票] |
★2 | スパイダー・パニック!(2002/米) | 今後が心配だな〜。クモじゃなくて、恋人(婦人警官)の娘が スカーレット・ヨハンソンだなんて。
「おじさんだけどかっこいい」って言っていたし。 | [投票] |
★2 | 輪廻(2005/日) | 撮影現場が舞台の傑作ホラーに「女優霊」がありましたが、同じ撮影現場が舞台の今作品にはせっかくの現場の面白さが描かれていなかったのは残念。そして物語もたくさん詰め込み過ぎてわかりにくい。唯一優香さんの演技は志村運送で鍛えられたぐらいのものはあった。 | [投票] |
★2 | ジョンQ 最後の決断(2002/米) | ファーストシーンの事故が”静かで美しく荘厳すぎて”違和感を感じる。そのあとに始まる物語は俳優の顔だけが印象に残る普通の作り。この美しい事故は偽善的で何かを覆い隠している。 | [投票] |
★2 | チルファクター(1999/米) | 暇つぶしに深夜テレビで観るには意外と掘り出し物。アクション映画の基本(物語、設定)がよく出来ている。ただ残念な事は俳優が無名(日本では)で、アクション映画ではスター俳優の存在もその基本のうちに入ることが良くわかりました。 | [投票] |
★2 | 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003/日) | 今時の仮面ライダーって携帯で変身するんですか! | [投票] |
★2 | スネーク・フライト(2006/米) | 最近ちょいダサ映画、B級映画らしく作ることがオシャレだと勘違いしている傾向がある。飛行機に殺人ヘビという設定は最高にクールだけど、それは昔の映画や本物のB級だったら面白いと思います。しょせんB級”らしい”設定の普通の映画でちょっと立ち位置が微妙。 | [投票] |
★2 | スコーピオン・キング(2002/米) | 「スピンオフ」と言う言葉をこの映画で実感しました。(遅い!普通は「踊る大捜査線シリーズ」か「バットマン」シリーズかな)。シリーズ、リメイク、ビギニングとこのスピンオフ、また商売の方法が増えましたね。 | [投票] |
★2 | 県庁の星(2005/日) | まるで毒のない伊丹十三の作品のよう。と言う事は単なる織田裕二が出ている「普通」の並映画。 | [投票] |
★2 | 同じ月を見ている(2005/日) | 2時間ドラマ並みの安っぽい映像にびっくり。映像的リアリティはまったくない。そんな安っぽい世界にふたたび舞い戻ってきたかつての天才俳優。今は毒も消え存在感まで透明な感じ。ただそんな状態を一番彼がわかっているのだろうか、ときたますごい居心地の悪さをたたずむ立ち姿から感じさせる。けどもう過去には戻れない、ファーストシーンとラストシーンで見せたさわやかな横顔は唯一風を感じさせて良いかも。 | [投票] |
★2 | ブレス・ザ・チャイルド(2000/米) | わかりやすいオカルト、サスペンス映画。不思議な力を持った娘を宗教団体に誘拐されキム・ベイシンガーが戦う話。それだけの話。「わかりやすい」ということは雰囲気と謎を大事にするこのジャンルではあまり良いことではない。 | [投票] |
★2 | ドリームキャッチャー(2003/米=カナダ) | キング原作映画にはよく雪のシチュエーションが使われます。、真っ白な雪道を車が走っているシーンでものすごく高い位置から俯瞰で撮っているところがあります。雪がすぐ横から画面の奥の下に舞い落ちているんです。まさに雪の視点。そんな何でもない2,3秒のシーンが好き。 | [投票] |
★2 | 東京ゾンビ(2005/日) | グロテスクで軽いのりでたらめな物語だがなぜかラストシーンは爽快感に変わる。あの風を感じるようなラストは魅力的だ。 | [投票] |