★4 | ファミリー・プロット(1976/米) | 探偵側、犯人側ともに男女カップルという組み合わせが面白いです。 これが自身の遺作になるとは、ヒッチコックも思わなかったでしょうが。(次回作のロケハン準備もしていたと聞いていますし。) | [投票] |
★4 | トッツィー(1982/米) | 一番印象に残る映画内の「告白」シーンを挙げろと言われたら、真っ先に本作を挙げます。 | [投票] |
★4 | カプリコン1(1978/米) | この映画のラストの締め方は、これまで私が見てきた映画の中でも、一番といっていい理想的で素晴らしいエンディングの一つ。 (映画の中では描かれこそしないが)その後に巻き起こるであろう騒動が想起でき、その余韻に浸れる素晴らしいエンディング。 | [投票] |
★4 | 家族ゲーム(1983/日) | 優作の鼻血ブービンタ! そして、目玉焼きチュウチュウ、のインパクト!
そんな、一連の出来事に対する、お母さん(由紀さおり)の、わわっ?、えっ・・・?、という戸惑い演技がいい。 | [投票] |
★4 | めまい(1958/米) | こんな実験的な視覚表現の作品をハリウッドメジャー作品で作ったってことが、奇跡。
ヒットメーカーであったヒッチコックに対するプロダクションの信頼なんでしょうか。 | [投票] |
★4 | ある男(2021/日) | 戸籍を変えた「ある男」の事情を探っていくうちに、自分の出自(在日3世)と向かい合わずにはいられない主人公の弁護士。日本が抱える差別や闇をサラリと照らす語り口が秀逸。原作の、主人公が「在日」という境遇にどこまで触れるか製作側は悩んだらしいが、脚本の構成が素晴らしく、見事に映画的な相乗的効果を生み出している。 | [投票] |
★4 | ハケンアニメ!(2022/日) | 「刺され・・・、誰かの心に!」を代表として熱い台詞が連打される業界お仕事ドラマ。成長途上の新人女性監督と問題児の天才イケメン監督という、2人の主要キャラ対比もいい。あと、エンドーロールは最後まで見た方がいいですよ! [review] | [投票] |
★4 | サマーフィルムにのって(2021/日) | 絶対にラストシーンのアイデアから「時代劇の自主製作」を題材に選んだろ、と思うほど最後は盛り上げてくれる。ヒロインが嫌悪する「ラブコメ」を自主製作するサークルチームを対比的に描きながら、実は青春ラブコメ要素あり、という映画内の2重構造もいい。そして、やっぱり学園祭ってテンション上がる! [review] | [投票] |
★4 | 騙し絵の牙(2020/日) | いわゆる社内権力争いや業界の内幕を描く企業エンタメもの。消えた謎のベストセラー作家の行方や出版メディアの現状をスピーディーに描いていて飽きさせない。あくまでピュアに本(出版メディア)を愛するヒロインと、本屋を営むその父親がいい味出しています。 | [投票] |
★4 | 潜水艦轟沈す(1941/英) | ナチスMeets北米(移民族)カルチャー。邦題から潜水艦バトル作品と思いきや、まさかのロードムーヴィー的な展開で驚愕。この奇抜なアイデアに、アカデミー原案賞受賞は納得。 | [投票] |
★4 | レディ・プレイヤー1(2018/米) | 御年70歳を超えてサブカルごった煮の電脳エンタメ作品を撮りあげたスピルバーグはやはり偉大だ! しかし、現実世界で冴えないオタク若者が架空ゲーム世界で大活躍するってストーリーの骨格は『サマーウォーズ』(2009年)の方が先駆な気がする。日本のエンタメ文化が世界中のオタク達に影響を与えていることを実感。 | [投票] |
★4 | 眠りの館(1948/米) | 芸達者な配役で固められているので、いわゆる「倒叙ミステリー」としては、なかなか素晴らしい出来映え。 | [投票] |
★4 | 生まれながらの悪女(1950/米) | 自分の欲望・煩悩に従って生きるヒロインが実に魅力的に描かれている。演じるのはジョーン・フォンテイン。ヒッチコック映画での可憐で清楚なイメージが強かったが、こういう小悪魔的な魅力も秘めている女優さんだったんだ、と見直しました。 | [投票] |
★4 | その女を殺せ(1952/米) | スピーディーでテンポの良い演出に圧倒される。がしかし、「間違えられる女」が気の毒で仕方ありません。 | [投票] |
★4 | 港々に女あり(1928/米) | 水夫のくせにカナヅチはねえだろ!!前半はタイトルの如く女性の手癖早さを競いあうスキモノ映画と思いきや、いつの間にやら男同志の友情映画に転換。まぁ、好みの内容です。 | [投票] |
★4 | デッドラインU.S.A.(1952/米) | 新聞の「告別式」シーンの中で主力となる記者メンバーをさらりと紹介する手際の良さといい、「(残酷な写真を含め)煽情的な記事は載せない。良心あるニュースを読者に届ける」というボガート編集長の信念を結末(オチ)に上手いこと結びつける話の運び方といい、脚本家でもあるリチャード・ブルックスのストーリーテラーぶりに感心。 [review] | [投票] |
★4 | 重役室(1954/米) | 元祖・カメレオン俳優、フレドリック・マーチ。本作品では野心家で冷徹、かつ頭のキレる財務担当役員を見事に演じており、他作品での彼とは別人のようだ。 [review] | [投票] |
★4 | 雌が雄を食い殺す かまきり(1967/日) | これは面白い。序盤は加東大介の絶倫ぶりが見所。中盤以降は、そんな彼の財産を狙って、様々な策略を練る悪女たちの駆け引きに圧倒される。映画の中における悪女って、ホント魅力的。 | [投票] |
★4 | 愚か者の船(1965/米) | 小男マイケル・ダンが狂言回しとして上手く機能しており、中弛みすることなく最後まで見入ってしまう見事な群像劇。派手さはないが演技巧者で固めたキャストも素晴らしい。その中でもやはり、孤独感を身に纏ったようなヴィヴィアン・リーの圧倒的存在感! | [投票] |
★4 | ビッグ・コンボ(1954/米) | 補聴器の使い方に尽きる。補聴器が外れた男の主観ショットでは、サイレント映画になる。その静寂の中でのマシンガン乱射シーンにはシビれた! | [投票] |