★3 | どら平太(2000/日) | 近年稀に見る痛快時代劇。平太に息吹を与えた役所の確かな演技力は★4つあげたいけど浅野ゆう子と宇崎竜堂が危険なので★3つ。さすがに剣捌きのシーンは見事。でも物語はもっとドラマチックでも良かった気が。『かあちゃん』の方が好き。 | [投票(1)] |
★3 | アイズ ワイド シャット(1999/米) | 『シャイニング』に通じるカラフルなライトの当たり方が堪能出来る。部屋のシーンとか独特の緊張感が出てるし。でも他は微妙。冒頭からハンガリアン医師を挑発するまでのキッドマンの演技は悲しくなるほど下手。逆にクルーズは画面上いつになく小さいけど癖のない演技で素直な医師を好演。 [review] | [投票(1)] |
★3 | アメリカン・サイコ(2000/米) | ブレッド・イーストン・エリス(『レス・ザン・ゼロ』)のセンセーショナルなベストセラーをシリアスなクリスチャン・ベール主演で待望の映画化されたわけですが・・・。 [review] | [投票(1)] |
★3 | リアル・ブロンド(1997/米) | 確かに作品全体としては、しょーもないコメディだけど、こんなカジュアルな作品って日本じゃ創れない。見せ場はキーナーの都会的な美貌。 [review] | [投票(1)] |
★3 | グレート・ストリーム(1987/米) | 深夜にTV付けたら放送しており、いきなり子役時代のアスティンの劇中劇のような回想が。なんじゃこりゃ?と見てみると… [review] | [投票] |
★3 | ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女(2005/米) | 冬の持つ幻想性と、雪の白さの持つ魅力が創造性をより膨らませる原作。それを上手に本作は映像化しているのだが、戦闘シーン等の残虐性や、白の魔女の仲間達のホラー色の濃い造形が原作の持つ世界観を歪める。 [review] | [投票] |
★3 | ドーン・オブ・ザ・デッド(2004/米) | リメイクするのに特に目新しさを感じないと言うのは罪だと思う。が、地上波で流れてて誰かと話しながら観る程度には楽しい週末ムービーには最適。面倒くさい振りが無く、サクサク突き進むスピード感は評価。 [review] | [投票] |
★3 | ゲド戦記(2006/日) | 原作未読なので、ストレートに拝見。相変わらずジブリ特有の風景は上手なのにキャラクターが全部同じ顔という作画にガックリ。さらにドラゴンの描写がバビル2世のロプロスみたいでファンタジックさの微塵もなくデザインに不満。ストーリーも端折りすぎでは?と原作未読でも感じてしまいまんた。 [review] | [投票] |
★3 | ミステリー・メン(1999/米) | ハリウッドのコメディと、ひとくちに言ってもピンキリである。本作はウィットや小粋さとは無縁の"しょーもなコメディ"である。さえらに"しょーもなコメディ"の中でも陰と陽がある。思い切りオタクやビョーキなキャラ、オンパレードの本作は勿論、ヒットとか無視の思い切り陰なコメディ。スティラー筆頭に不必要にスターキャストが嬉しい。 [review] | [投票] |
★3 | 愛に翼を(1991/米) | オリジナルのフランス版観賞時に大感動し、ハリウッドのリメイク版には当初、疑問を抱いたものの、こちらも観賞してみると標準はキープしている。ナイーブでデリケートな個々の抱える問題を軸にきちんとドラマを作り上げるのに成功している。ジョンソンがダークホースで何げに好演。 [review] | [投票] |
★3 | Uターン(1997/米) | 何かの同時上映で観たのだが、ストーリーよりギラギラとした映像と雰囲気が印象に強く残る作品。白昼の街で捕われてしまうという乾いた切迫感がいい。この作品で初めてロペスを観て、ラテン系のパッションがセンセーショナルだった。 [review] | [投票] |
★3 | ホット・スポット(1990/米) | アメリカの南部の片田舎。これだけで、どこか乾いた退廃的な雰囲気が漂う。同じエロティックさを描いても、都会と田舎ではニュアンスが異なる。本作品は、田舎の男女の関係に、秘密と犯罪を上手に絡め、大作では無いもののアメリカの一部分を絶妙に感じさせてくれる。しいて難を言えば、悪女を演じるマドセンが、美しいが小粒すぎる。 [review] | [投票] |
★3 | 燃えつきるまで(1984/米) | 80年代に作られた映画というのは何故、ジャンルを問わずに、すーっと世界に入って行けるのか?。フィルムに現れる適度な制作時の古さが心地良いせいか?。物語はヒロインがダイアン・キートンという時点でドラマティックさが半減するものの、実話だと言う事を知ると興味深く見守れる。マッチョなイメージに捕われる前のギブソンの素直な演技は新鮮。 [review] | [投票] |
★3 | 東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | 素直に作画力と色彩のトーン(特にアジア人の部屋や、老人の横たわる小屋の暖色のグラデーション)に惹き付けられる。自然に作品の中に流れる時間経過や、年の瀬の季節感も心地良い。加えて岡本と梅垣の演技力も素晴らしい。けれど、実写には無いアニメ故の特権をもっとストーリーテリングに活かしても良かった気もする。脚本は、まとまっているが予定調和にも感じた。 [review] | [投票] |
★3 | キングの報酬(1986/米) | ストーリーと無関係に80年代の匂いがプンプン感じられるスターキャストのアメリカン政治ムービー。政界裏のドタバタが観客にいまいち伝わりずらいのが残念。男優陣に較べ女優陣は地味めだがビアトリス・ストレートが名演で場をさらってしまう。 [review] | [投票] |
★3 | リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003/米=独=チェコ=英) | この猥雑さは素晴らしい。最初からB級(もしくはC級)と割り切って観ると気楽に楽しめる。コネリーが登場するとキャリアが邪魔しちゃって、役柄よりも「ショーン・コネリーここにあり!」的な異様な存在感になってしまってるのが惜しい。全体的にエンタテイメントに徹するかと思いきや唐突に師弟関係のドラマが挿入され爆笑。 [review] | [投票] |
★3 | ザ・インターネット(1995/米) | TVの深夜放送で観たので、そのシチュエーションでは楽しめた(映画館で観たいとは思わない…)。PCオタクを演じるブロックが、オーバーアクトにならずに自然に人間嫌いの感じを醸しているのが上手くはあるが設定に強引さも目立つ。 [review] | [投票] |
★3 | K-19(2002/米=英=独) | 個人的に自由意志を尊重する人間なので、理不尽な軍人的思考と言うものに出会うといつも戸惑う。本作でもハリソン・フォードの非情な考え方に、どん引き。しかし、初めてフォードが嫌な奴を演じた作品としては新鮮だった。 [review] | [投票] |
★3 | タービュランス2(2000/米) | 何かをしながら夜中にBGVとして観るには、うってつけ。コンパクトにアクションあり、サスペンスあり、加えて密室というのは緊迫感高し。久しぶりに観たジェニファー・ビールスの凛とした美しさも華を添える。同じハイジャックがテーマだが前作と異なる雰囲気で楽しめる。 [review] | [投票] |
★3 | トレーニング・デイ(2001/米) | 見終わった一番最初の印象はデンゼルにオスカーを与えるほどの演技だったか?という疑問。むしろイーサンの方が刻々と変化する心情を微細に披露してくれていたような気がする。デンゼル演じた悪役はステレオタイプで表面的。 [review] | [投票] |