★4 | 星に願いを。(2002/日) | 現実と虚構の錯綜を解そうとする吉沢悠と直視できるはずもない竹内結子。何よりも國村隼の存在感が重厚。何の背景もなしに見たら泣けた。ありがとう。 | [投票] |
★4 | きょうのできごと(2003/日) | 日常の生活を無難に飾り気なく表現できてしまうのはさすが行定氏。ただキャストの割にはあまりにも抑揚がなく、『ひまわり』と比べると如何とも…。ありがとう | [投票] |
★4 | 明日があるさ THE MOVIE(2002/日) | 吉本だから…ではなく 吉本なのに…イイ意味でそんな感じ。浜田雅功はどんどん演技がうまくなる。非荒唐無稽。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 月とキャベツ(1996/日) | 綺麗にまとまりすぎている感がある。山崎まさよしの不器用な演技を鶴見辰吾が自然に飾る。日常から幻想へ そして成長。少女の経緯を踏まえるに連れて花火の表情が人間らしくなっていく。‘どれほどの痛みならば もう一度君に会える’。群馬県民として どうもありがとう。 | [投票] |
★4 | TRICK 劇場版(2002/日) | はたして劇場で流すレベルなのだろうか。季末のSP番組でも事足りたのではないだろうか。だが創り込まれた巧妙かつ細心な内容は相変わらず。いつも通りの書道-Part3希望-。Part3希望!!ありがとう。 | [投票] |
★4 | 白い犬とワルツを(2002/日) | 決してオールドカントリーに終止せず すべての俳優の演技に漂う余裕とゆとり。それが風景とマッチし仲代達也と白い犬を彩る。古臭くなく 辛気臭い哀愁もない。高年齢層映画の中では別格的存在。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 破線のマリス(1999/日) | 限りなくノンフィクションに近い題材を そのメッセージ性を曖昧にすることなく最後まで貫いた作品。名優で固められたキャストが描く情報化社会の恐ろしさ。これは面白い・つまらないではなく リアルだ。ありがとう。 | [投票] |
★4 | LOVE SONG(2001/日) | 夢は夢であり 現実は着実に夢から逸れて進んでいく。歳を取るにつれて実感するリアルさ。社会人になると誰しもが諦め 忘れるものを 私は思い出したよ。ありがとう。 | [投票] |
★4 | リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | 出来合いの 寄せ集めの 負のリアル。これまでの氏の作品概念がなければ『岩井ブルー』と称されるかもしれないが 自己陶酔による リアルを軽んじすぎているのではないか。痛いだけの映画はどこにでも転がっている。だから リアルではない。 | [投票] |
★4 | スリーピー・ホロウ(1999/米) | 完璧でない主人公と 神話チックな話の流れ。決して私は推理力があるわけではないが 繰り返される予想外な展開。すべてが新たな 凝り固まっていない作品。新推理キャラの登場。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 孔雀王(1988/日=香港) | 当時の作品としては充分に楽しめた。三上・ユンピョウ両氏に加え何気に豪華な脇役陣。荒唐無稽さも理不尽さも陳腐さも新鮮だった。サントラは必聴。ありがとう。 | [投票] |
★4 | GO(2001/日) | 窪塚氏の臨機応変な演技スタイルと宮藤氏のハイスピードな脚本のコンビには常に新鮮なモノを感じる。社会問題を明るく明確に問題定義。ただの娯楽映画ではない。ありがとう。 | [投票] |
★4 | シコふんじゃった。(1992/日) | 『ファンシィダンス』然り 邦画にありがちな洋画への傾倒がまったくなく 日本人のための純然たる和風コメディだと思う。ラストはやられた感があり いい意味で。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 海がきこえる(1993/日) | 誰もが思い描き 憧れ 懐かしむ高校生活の 多分端っこの部分を触られた感じ。スタイリッシュで でも取っ付き辛く 徐々にそれが氷解して爽やかに見終わる。そんな感じ。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 3−4X10月(1990/日) | 中学生のときに見るにはキツかった。本能に任せた暴力とセックスに心臓を摑まれた心地だった。目を覆いたかった。でも それが世界の北野 足立区のたけしだったとのちに気付かされた。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 稲村ジェーン(1990/日) | 後半確かに話が不透明になったが 全編サザンのプロモだとしても それはそれでいいんじゃないか。湘南の海 時代背景 希望の轍 いいと思う。サザンファンにして"真夏の果実"が好きではなかった私は この作品によって好きにさせられた。映像と音楽の影響力はすごい。ありがとう。 | [投票] |
★4 | タイタニック(1997/米) | 私が映画への先入観と姿勢を変えたきっかけとなった作品。公開当時騒がれすぎていたが これほどまでの秀作だとは思わなかった。おかげで評論家を気取っていた自分を省み 以後素直に映画を見られるようになった。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 時計じかけのオレンジ(1971/英) | 吐き気と嫌悪感の連続。でも気がつくと何度も見ている。名作ではないけれど記憶にはいつまでも刻まれる そんな作品。暴力とセックスの臨場感には胸が痛い というのは偽善だろうか。ありがとう。 | [投票] |
★4 | 大統領のクリスマスツリー(1996/日) | 日本では撮れない映像描写。エンドロールの後に初めて気付く大人の雰囲気と落ち着き。そこには惰性も欠格もなかった。ありがとう。 | [投票] |
★4 | PiCNiC(1995/日) | おぞましいビジョンも くだらない道程も 彼らにはすべてが真実で すべてが希望で。例えそれが私たちには虚像であったとしても。ありがとう。 | [投票] |