irodoriさんのコメント: 点数順
レオン(1994/仏=米) | マチルダがレオンの部屋に入るところあたりまではストーリー展開、映像ともに最高で痺れた。しかし、そこからは背伸びするマチルダの面倒臭さがところどころ鼻につき楽しみきれず。ゲーリー・オールドマンが簾をくぐるところはツボだった。 | [投票(1)] | |
大いなる旅路(1960/日) | 血気溢れる若者時代から、30年間国鉄に務めあげたあとの老人時代まで、不自然さなく演じている三國連太郎の力よ。ノスタルジックではあるが、随所に登場する蒸気機関車も主役たる働きをしている。 | [投票(1)] | |
かえるのうた(2005/日) | 踊り押しのわりに、踊りがうまくもなく、踊りの部分が特に面白くもないという不思議さ。主演二人は、とりたてて可愛くもなく、だからこそリアルな裸は印象に残る。すぐに忘れてしまいそうなストーリーではあるが、カエルだけが頭を離れない | [投票(1)] | |
グミ・チョコレート・パイン(2007/日) | ケラリーノ・サンドロヴィッチの突拍子もない演出・脚本により、甘酢っぽくも冴えない高校時代の感傷にひたっている間を与えてもらえない。 | [投票(1)] | |
黄龍の村(2021/日) | 普通のホラーだと思い込んでいたら、思いのほかアクションの質が高くて意表を突かれる。そして一ノ瀬ワタルの魅力にやられた。 [review] | [投票] | |
ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)(2016/中国=香港) | 主人公2人を、チョウ・ドンユイとマー・スーチュンが見事に演じており、かつ、2人とも魅力的だ。それこそが最大の本作の美点だろう。 [review] | [投票] | |
メジャーリーグ(1989/米) | 映画として粗は多い。が、チャーリー・シーンのマウンドでの佇まいと、ピッチングフォームの美しさ、登場曲"WILD THING"で盛り上がる球場の雰囲気はたまらない。 [review] | [投票] | |
人狼村 史上最悪の田舎(2011/スペイン) | 『パンズ・ラビリンス』のスタッフが製作にかかわっているってことで期待していたが、想像よりだいぶチープ。何より造形の美しさがない。それでも最低限の楽しみを与えてくれたのは、主演2人(ゴルカ・オチョア、カルロス・アレセス)のキャスティング。 | [投票] | |
カセットテープ・ダイアリーズ(2019/英) | 見せ場の1つであろう、主人公が恋人を見つめながら歌うシーンや、主人公ら3人で街を走りまわるシーンに突き抜けないものを感じる。人間関係の描き方があっさりし過ぎているのも不満。しかしそれでも [review] | [投票] | |
恋は雨上がりのように(2018/日) | 小松菜奈の破壊力(+太腿力)を堪能し、ハマり役の冴えない大泉洋を楽しむ作品として割り切れば [review] | [投票] | |
それから(2017/韓国) | テーブルを挟んでの人々の対峙シーンが非常に多いことで記憶されるべき映画。そこに、長回しの中でのズーム・イン&アウト、左右へのパンがこれでもかと繰り出される。その執拗さに辟易とはさせられたが、強く印象づけられたことは確か。 | [投票] | |
エロ将軍と二十一人の愛妾(1972/日) | 林真一郎の、品がありつつもエロを心から楽しんでいそうな明るさを湛えた演技に瞠目。女優陣も豪華。ただ、笑いのセンスが合わず、清国の使節団のくだりは難渋した。 [review] | [投票] | |
恐怖と欲望(1953/米) | ストーリー展開に目新しさはないし、映像技術の点で違和感を覚えるシーンも少なくない。特に前半。さらに、敵兵を襲う際のアクションもひどい。しかし一方で、キューブリックらしさの片鱗を感じられる箇所も確かにある。 [review] | [投票] | |
ローマで夜だった(1960/伊) | ロッセリーニ作品は初見。あの手この手でジョヴァンナ・ラリ演じるエスペリアの可愛らしさ、人間味を描いておいて... [review] | [投票] | |
ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009/日) | 役者やロケーションは良いが、映像が粗削りなことでメリハリを欠く仕上がりになっておりこの尺の長さだとしんどく感じた。 [review] | [投票] | |
THE WITCH 魔女(2018/韓国) | キム・ダミの熱演には手放しで拍手を送りたい。が、中盤以降、彼女の表情に負い過ぎる画面が続き、飽きが来る。また、彼女が闘う相手側のキャラ造形が弱いのが致命的。アクションも見どころの1つだと思うが... [review] | [投票] | |
スターリンの葬送狂騒曲(2017/仏=英=ベルギー=カナダ) | ブシェーミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバーの3トップは大いに楽しませてくれる。しかし、英語で演じている以上、喜劇側に舵を切るしかないと思うが、中途半端にシリアスで、ブラックコメディとしても歴史政治モノとしてもどっちつかず。 | [投票] | |
下衆の愛(2015/日) | なんとも揺さぶられる映画。まずはAV女優が何人も出演していたりとセクシャルな匂いが漂うところに。続いて渋川清彦の下衆でありながらも愛すべきキャラクターに。そして岡野真也の覚醒と変貌と葛藤に。 [review] | [投票] | |
ブラインド・マッサージ(2014/中国=仏) | 生と直結している盲人の人々の性の描き方が無性に響く。匂い、”美しさ”とは等、この作品ならではの切り口が考えさせてくれる。ただ、登場人物が多く話が並行して進むうえ、カメラがよく動きアップショットが多用されるので、視覚的にも人物の理解にもやや疲れる。 | [投票] | |
人間失格 太宰治と3人の女たち(2019/日) | 彼岸花、梅、藤、椿といった花の使い方や、服やリネンのデザイン、内装などこだわりは随所に感じられる。が、静止画で切り取れば十分なようにも感じられる。 [review] | [投票] |