irodoriさんのコメント: 投票数順
スタンド・バイ・ミー(1986/米) | 子どもの頃に観て、良い映画だなとは思っていたが、よくわからない違和感を感じてもいた。再観して、その理由がわかった。ゴーディのやや度を越した繊細さと、ゴーディとクリスの関係性だ。 [review] | [投票(5)] | |
シックス・センス(1999/米) | 久しぶりに観返してみて、ハーレイ・ジョエル・オスメントの、絞り出すように話す話し方が、作品全体に与えている影響の大きさに気づかされた。 | [投票(4)] | |
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019/米) | 若草物語、全バージョンを通じて初見。本質的には登場人物らの生き方に共感できず、物語としてみると楽しみきれたとはいえないが、映像作品としては観るべきポイントが多かった。 [review] | [投票(3)] | |
私はあなたのニグロではない(2016/米=仏=ベルギー=スイス) | ジェームズ・ボールドウィンという存在を知れたことに感謝。物腰柔らかでいて、あの時代に国家を、白人をこき下ろしていることにも驚くが、どう伝えれば聴衆が考えてくれるかに重きを置くスピーチの見事さが印象に残る。表情や仕草も独特で目が離せない。 [review] | [投票(3)] | |
恋人たち(2015/日) | 何かを吐き出さずにはいられない、もがきながら生きる3人の、一人語りが胸に刺さる。 [review] | [投票(3)] | |
ブラッドシンプル(1985/米) | プロットの精緻さ、小道具の使い方の面白さもさることながら、光と闇、血を筆頭とする"水分"の使い方の上手さに意識が持っていかれ、夢を見るかのように没頭させられた。後の『バートン・フィンク』につながる質感。 | [投票(3)] | |
現金に体を張れ(1956/米) | サスペンス映画を学ぶにはもってこいな教科書的な脚本。前半は単調でどうしようかと思ったがラストはさすが。ラスト数分だけでも観る価値ありと思わされた。 [review] | [投票(3)] | |
来る(2018/日) | 前半、あれだけ執拗に夫婦の関係性にスポットを当てていたのに、その帰結なく梯子を外され激しく拍子抜け。後半のストーリーにも惹かれず。ただし、おそろしく偏執的なカッティングや劇伴使いは一見の価値あり。 [review] | [投票(2)] | |
生きてるだけで、愛。(2018/日) | 荒々しく感情を揺さぶってくる趣里、受けの菅田将暉、サイコパス仲里依紗。キャラ造形の見事さにやられた。 [review] | [投票(2)] | |
何がジェーンに起こったか?(1962/米) | 2人のキャラクターの描き方、ビジュアル面の押し出しの強さ(ジェーンだけでなくブランチも)は見事。だが、細かいところに興を削ぐ演出がチラホラ。 [review] | [投票(2)] | |
お引越し(1993/日) | レンコの学校からの疾走シーンからの、父と"ボクシング"で戯れる流れが好きだ。 [review] | [投票(2)] | |
6才のボクが、大人になるまで。(2014/米) | 骨子は息子と母の関係性。長いようで短いこの12年は、今後の可能性が開けている子ども視点よりも、母視点で捉えたほうが濃密で当然。 [review] | [投票(2)] | |
炎628(1985/露) | 間を多めにとった映像と、不協和音ともいえる音の洪水にどっぷりと浸り、トリップ感にとらわれる。少年の顔のインパクトの強さは想像以上。 | [投票(2)] | |
映画 ビリギャル(2015/日) | バカにしていたがこれは拾い物。嫌味なく明日への活力を与えてくれる作品。それにしても、思いのほか大学受験って今も昔も変わってないんだな。 | [投票(2)] | |
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米) | モーガン・フリーマンの語り、存在が作品全体に大きな影響を与えている気がしてならない。 [review] | [投票(2)] | |
父親たちの星条旗(2006/米) | 史実、事実としての題材は面白いが、映画として面白いかというと疑問。とはいえ「硫黄島からの手紙」とセットで観ることで、戦時中日米が置かれていた国の状況、兵士のメンタリティが対比できる点は興味深い。 | [投票(2)] | |
17歳の瞳に映る世界(2020/米=英) | アップショットや切り返しの多用により、主人公が観る世界が狭いことが端的に伝わってくる。何をセリフで伝え何を伝えないかの取捨選択が巧みで、ともすれば感情的になりがちなテーマを、主人公のキャラ造形にも合わせてか、落ち着いたトーンで描いている。 [review] | [投票(1)] | |
すべてが変わった日(2020/米) | 夫婦の関係性が丁寧に描かれている。会話だけでなく映像で魅せる上手さが際立つ。ロケーションが良いうえ、カメラワーク、画面構成も見事。そして後半にあんな展開が待っていようとは… [review] | [投票(1)] | |
エール!(2014/仏) | 4人家族で、長女のポーラ以外の3人が聾唖という特殊な家庭環境。その設定が生きる見事な脚本。ポーラを演じるルアンヌ・エメラは役者臭が少なくリアル。父母のキャラ造形がキュートさを与えている。 [review] | [投票(1)] | |
ケンとカズ(2016/日) | アップショットが多用されるが、それに耐える役者陣の顔面力。 [review] | [投票(1)] |