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irodoriさんのコメント: 点数順

★4あさがくるまえに(2016/仏=ベルギー)ストーリーの強弱のつけ方がユニーク。てっきり臓器提供をする家族の苦悩にスポットが当たると思い込んでいたが良い意味で裏切られた。坂の下り上りが象徴的に撮られているなど、映像面でも見所多数。 [review][投票]
★4アス(2019/米)冒頭の遊園地シーンといい、映像、音楽ともに目を引く箇所は多いが、ドッペルゲンガーの登場以降は役者の演技やビジュアルに意識が持っていかれる。後半、怖さの正体が知れ、やや過剰気味な演出に慣れて話が冗長に感じられてくるも、ラストでそれなりに納得。 [review][投票]
★4キング・オブ・コメディ(1983/米)これでもかと繰り出されるデ・ニーロの偏執性に耐え、観たかいがあったと十分に思えるクライマックスでのカタルシス。ストーリー構成も秀逸。 [review][投票]
★4ガチ☆ボーイ(2007/日)DVDジャケットデザインのなんとも感や、のっけから漂う大学プロレスサークルの盛り上がっていない感にまんまと乗せられ、「へへ〜ん」と油断して上から目線で観ていたら、見事に足元をすくわれ手に汗握り瞼の裏には熱いものが。[投票]
★4メアリー&マックス(2009/豪)主人公の2人ともスルッと受け容れられるようなスベスベした造形のキャラクターではない。観ている最中はそのザラつきに心が騒いだが、観終わって2人(特にマックス)に惹きつけられていたことに気づく。 [review][投票]
★4洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)主人公の男女2人の関係性、人間性の描き方の上手さが光る。情緒のある間が冴える映像も秀逸。昭和30年頃の洲崎や神田(秋葉原)の街の賑わいも華を添えている。[投票]
★4裁き(2014/インド)「踊らないインド映画」なんて枠を遥かに飛び越えた、大きな才能を感じる。 [review][投票]
★4ラッキー(2017/米)これはズルい!ハリー・ディーン・スタントンが歩いて、タバコを吸っているだけでこんなに絵が持つとは。緩い雰囲気の中で、説教臭くもなく、人生の真理をしっかり伝えてくるジョン・キャロル・リンチの手腕に唸った。[投票]
★4デリカテッセン(1991/仏)ダリウス・コンジの映像、セットの造形、アパートに住む面々のキャラクターとキャスティングにやられた。抑えめのロマンス色も自分好み。ただし、クライマックスに向かっての盛り上がりはチグハグ感が垣間見えた。[投票]
★4あゝ、荒野 前篇(2017/日)主人公2人の躍動感、それを的確に伝える小気味いいショットに胸躍る。2人のキャラ造形のバランスも良いうえ、脇を固める木下あかりユースケ・サンタマリア高橋和也らが華を添える。[投票]
★4バーディ(1984/米)ストーリーはさほど刺さらぬも、バーディの表情や、窓を見上げる姿が強烈に脳裏に焼きつき、胸騒ぎがして、得も言われぬ気持ちになった。[投票]
★4オーバー・フェンス(2016/日)職業訓練校という、年齢も、バックグラウンドも、通っている目的もバラバラの、精神的に大人とも子どもとも言い難い面々が醸し出すなんとも不穏な空気がたまらない。[投票]
★4黄金のアデーレ 名画の帰還(2015/米=英)決して派手な映画ではないが、ヘレン・ミレンの高い演技力、一見冴えないが高い共感を生むライアン・レイノルズ という絶妙な配役、特に戦時中の映像の美しさ、など見所は多かった。[投票]
★4翔んで埼玉(2018/日)トンデモ話に説得力を持たせた主演2人と演出が見事。Gacktを勝手に見直した。車でラジオを聴いている家族の話を挟むバランスも抜群。[投票]
★4映画「立候補」(2013/日)嫌悪感が緩やかに刺激され続けるが、こういう人たちが身近に存在していることを知れたのは収穫。泡沫候補であれる彼らの、立候補する真意は自分にはわからないままだったが。[投票]
★4ぼくたちの家族(2013/日)良質な闘病ムービー。よくある話ではあるが、妻夫木聡池松壮亮のキャラクター設定と芝居に惹きつけられた。[投票]
★4少女は自転車にのって(2012/サウジアラビア=独)イスラム教がしっかりと生活に根差している、サウジアラビアの生活の様子の一端が垣間見れる。価値観の違いに驚きつつも、爽やかな気分にさせてくれる良作[投票]
★4ダラス・バイヤーズクラブ(2013/米)おしつけがましくないストーリー。マシュー・マコノヒーの尋常じゃない変わりっぷりだけでも観る価値あり[投票]
★4怒り(2016/日)脚本・演出・役者陣いずれもとりたてて不満はないが、「やられた感」は少ない。期待値が高すぎた裏返しかもしれないが。[投票]
★4スカーフェイス(1983/米)アクション性よりもトニーの感情の揺れとエルヴィラの衣装から目が離せなかった170分間[投票]