★5 | マッハ!!!!!!!!(2003/タイ) | アクションスターが全てマトリックスと化した映画界にガチンコ勝負の救世主ネオがトニー・ジャーだ。数年後、地上波で放映したら翌日日本中の小中学校で爆発的なムエタイブームが起こるよ。燃えよドラゴン以来の傑作 [review] | [投票(8)] |
★5 | パピヨン(1973/米=仏) | 終わり無き日常 と称される現代において再評価されるべき映画。パピヨンが夢の中で神と問答するシーンは圧巻。飽くなき逃走の果てに手に入れるべきものは何か、閉塞した平成不況の今だからこそ見直したい映画。勇気がわいてきますぜ [review] | [投票(3)] |
★5 | 風と共に去りぬ(1939/米) | 長編なのに全然飽きさせぬストーリー、1コマたりとて無駄のない展開。見事としか言いようがない完成されつくした映画。ベタかも知れんがこりゃ凄いと思った。 | [投票(2)] |
★5 | 仕立て屋の恋(1989/仏) | 恋いとは死ぬ気でやるもんだよなと、不器用な親父の行為にけしてモテる方ではない私は果てしなく己を重ね合わせて滂沱。 | [投票(1)] |
★5 | パルプ・フィクション(1994/米) | 脚本の緻密さ辻褄合わせの絶妙さに吃驚した。CG特撮全盛のハッタリ映画の時代に脚本のチカラを見せつけてくれた逸品。映画は脚本次第なんだなと実感した。 | [投票] |
★5 | ターミネーター(1984/米) | 史上最強のストーカー映画として純粋に楽しみました。ところで予告編で今川焼きのような金型からシュワちゃんが出てきたとき、アメリカ人って凄いなと本気で思いました。 | [投票] |
★5 | タンポポ(1985/日) | 映画とる前の下調べの入念さが、隙のない脚本となって作り手としての誠実さをひしひしと感じる名作になっている。すごいベタな展開ながら、オリジナリティという胡散臭いプライドを捨てた者のみが到達した境地に思える。 | [投票] |
★5 | エイリアン(1979/米) | ホラー映画というか怖い映画って予算ない方が面白い典型例。一番怖いのは人の醸し出す想像力で、この映画はそんな視聴者の心にちょっと後押ししているだけ。CGだ特撮だいいつつも、制作者を含めて想像力の大勝利。 | [投票] |
★5 | ゆきゆきて、神軍(1987/日) | ある意味純粋な男の悲しいまでに誠実な生き様に落涙するしかないドキュメンタリー映画の最高傑作。主義主張はともかく赤尾敏の演説なみに圧倒された。 | [投票] |
★5 | 17歳のカルテ(1999/米) | ありのままの自分などという傲慢極まりない手前勝手な理屈がまかり通る現代への箴言。結局、病気じゃないのよね・・・。そして今の日本の精神医療にボーダー押し掛け大混乱なのもこれみりゃ分かる。 [review] | [投票] |
★4 | ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978/日) | カリオストロで堕落したルパン最後の勇姿が拝めるシリーズ最高傑作。もっとも初代の前半テイストを残したルパン映画である。 | [投票(3)] |
★4 | ムトゥ 踊るマハラジャ(1995/インド) | 超他言語国家インドでどのように映画が上映されているかの謎が観て氷解したトンデモ映画。もはや字幕など必要ない、右脳で観るべき国境無き映画なのだ。犬や赤子でも楽しめること請け合い。 | [投票(2)] |
★4 | 蒲田行進曲(1982/日) | 大変スピリチュアルなSM映画、銀ちゃんはけして見捨てぬ女王様でヤスは額ずく奴隷。階段落ちが愛に満ちたシーンに感じたのはわしが変だからだろうか? | [投票(1)] |
★4 | 十階のモスキート(1983/日) | 社会関係の破綻からヒッキーになりパソコンにハマりどんどん疎外されていくキレた警察官の話だが、今でこそデフォでそこら中に転がっている話を20年近く前に撮ったこの監督は凄いと思う。 | [投票(1)] |
★4 | イージー・ライダー(1969/米) | 脚本としてはかったるい限りであるが、映像美や時の風俗の描写を超えたところで実にベーシックな若者たちの迷いが琴線に触れる。歳をとるごとに見返しては物悲しくなる秀作。 | [投票(1)] |
★4 | マッドマックス(1979/豪) | DVD買って観たんだけど、どってことない脚本なんだよね。でも映像がカッコ良すぎる!世界中のやさぐれ少年のハートを掴む肝をこの映画は知っている。100年たっても観られる映画だろう。 | [投票] |
★4 | 真昼の決闘(1952/米) | ガキの頃観たけど痺れたね。自分の命よりも大切な何かを教えてもらった気がする。キレる若者だからって大人が注意しない今の日本じゃ理解不能かもしれぬが。 | [投票] |
★4 | ナバロンの要塞(1961/米) | 戦争ドンパチ映画の都合良さを補って余りあるアンソニー・クインの名演技が光る。正統派痛快アクション巨編。男なら観ろ。 | [投票] |
★4 | サルバドル 遥かなる日々(1986/米) | 東西冷戦の最中、イデオロギーを超えたところにある人の業を垣間見せてくれる秀作。これを反米とか容共、ましてや反戦映画などとはけして呼んでほしくない人間のドラマ。 | [投票] |
★3 | プライベート・ライアン(1998/米) | 最初のシーンが凄いというが、あの30分間カットしてもストーリーが成り立つことにどれだけの人が気付いているのだろうか。ある意味、スピルバーグがD・リンチ級の映像鬼畜であることを感じさせ、その素直さと迫力に脱帽する。 | [投票(4)] |