★5 | ギター弾きの恋(1999/米) | 平凡な週末にふらっと観て「そうか、人生いろいろあるけど、来週も頑張るか」ってな感じで帰宅したり、平凡な恋人が愛しくなったり。それってやっぱ、映画のひとつの役目だよね。でも、本物のジャンゴはきっとああしてギター壊してるのかも。でなくちゃ、あの哀愁は・・・ねえ。 | [投票(1)] |
★2 | 60セカンズ(2000/米) | なんだか、すべてが中途半端。兄弟の交流を書きたいのか、カーマニアに車のシズルを見せたいのか、特定の車に惚れてしまうカルトな気持ちを描きたいのか、カーチェイスを描きたいのか、それもおざなり。販売担当の重役が、いろんなターゲットを意識して保険かけすぎて失敗? | [投票(1)] |
★3 | 愛の新世界(1994/日) | 男の映画、という感じが、ずっと支配的で、それはなぜだろうって、見ながらずっと気になっていたのですが、ヒロインがいわゆる男に頼らず、しかも男を理解する、あるいは支える存在だからかも。漫画のヒロインの典型。ある種、男の理想のマドンナ。でも荒木さんの写真が美しいから3点。 | [投票(1)] |
★3 | ラブ&ポップ(1997/日) | ところどころ、淡いかすかな心の揺れとか、痛みとか、ふ、と捕まえてるシーンはあるけど、ここまでナレーションで説明するなんて、怠惰。もっと映像で考えてほしい。それと、男の視線とそれに答えたい女の子の視線が、ありきたりで退屈。こういう試みは、偉いとは思います。 | [投票(1)] |
★3 | 12モンキーズ(1995/米) | 近未来の美術や装置すばらしいし、サイコ・ブラピもいいし、スラッシュバックのような物語の進め方もいいし、音響もいいし、最後のアイディアも、観ている時には、まあこんなもんか、と思っていたのに、3日後には、あれ?どんなエンディングだっけ?。って状態でした。 | [投票(1)] |
★4 | ポセイドン・アドベンチャー(1972/米) | 丁寧に良くできていると思いました。船内だけに世界を限って、登場人物たちの主観にしたがった演出は、成功したとおもいます。また、すべて逆さまの世界、というもの、すごく映画的だと思いました。さいごのコントラストも、すばらしい。 | [投票(1)] |
★3 | フレンチ・キス(1995/米) | アメリカからみた、フランスって、こういう感じなんだなあ。と思った。ケビン・クラインの英語のなまりが、すごくリアルで感心。恋愛入門期にある女の子には、うけるんだろうなあ。 | [投票(1)] |
★3 | トゥルーマン・ショー(1998/米) | それなりに、十分楽しめたんだけど、なんか、八分目で終わってしまった、と言う感じが残った。なぜかというと、私は、途中から昔NHKでやっていたイギリスのTVシリーズ『プリズナー No6』を思い出してしまったから。なんだか存在論的なスリルが、ぜんぜん足りなく感じてしまった。 | [投票(1)] |
★4 | ドランクモンキー 酔拳(1978/香港) | 酔拳という技を、メインにしたアイディアがすばらしいと思った。中国では「お決まり」の技なのかもしれないけど。途中から、ジャッキーがそれをマスターしたクライマックスが、もう見たくて見たくて見たくて、それだけで、サスペンスは、持続するのでありました。 | [投票(1)] |
★2 | フランケンシュタイン(1994/英=米) | 大がかりな装置と、質感まで美しく捉えた映像はいいけど、仰々しい演出が、なんとも高血圧で観ていて疲れる。人間って、なにかを内面に秘めていても、その外見は案外無表情だとおもうんだけど・・・。ケネス・ブラナーって 自己陶酔が強いから、監督むきじゃないと思う。 | [投票(1)] |
★5 | フィラデルフィア(1993/米) | 視線の映画。冒頭からそうだけど、バストショットでカメラを見つめての台詞だらけの映画。だれもかもが、見る、ことと見られることの相互作用のなかで生きている。それは、たぶん差別は、愛することと同じ、見ることから始まるから。その演出が胸を打つ。 | [投票(1)] |
★4 | 水の中の八月(1995/日) | 主人公たちの、日常の感情と、超常的なできごとへの驚きと対応が、じつにじっくり丁寧に描かれているから、街の暑さと乾きと病気の進行とともに、ゆっくりと味わいながら物語に付き添ってゆくことが出来る。日差しと雨が、すばらしい。 | [投票(1)] |
★4 | カッコーの巣の上で(1975/米) | 初めは、かなり異常な連中にみえた患者たちが、やがて、その個性がひとつひとつ見えてきて、愛着がでてくるように、こういう人たちも個性なんだ、というふうに描かれているところが、すごくいい。でも最近見た『17才のカルテ』の病院内部、似ていたなあ。デジャビュかと思った。 | [投票(1)] |
★3 | バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985/米) | 博士というキャラをつくったのが、成功なんでしょうね。あとは、計算ずくの、タイム・パラドックスをからめたギャグの応酬。それだけ。 | [投票(1)] |
★5 | 羊たちの沈黙(1991/米) | トマス・ハリスも知らずに見て、ボルティモアの病院の地下室でクラリスとともに初めてレクター博士を見たとき、一瞬で惚れてしまった。あの静けさ、穏やかな声、白いアンダーシャツ。完璧だと思いました。このキャスティングは、凄い。あと、暗視スコープの撮影も! | [投票(1)] |
★4 | スター・ウォーズ(1977/米) | 大昔に「レンズマン」というスペースオペラのシリーズがありましたが、その時に頭のなかにできあがった、惑星間航行とかちがう重力場でべつの進化をとげた宇宙生物たちなどの宇宙劇画的SFイメージが、はじめて映像化された映画でした。 | [投票(1)] |
★4 | ユージュアル・サスペクツ(1995/米) | たとえば、警察のデスクで、ケビン・スペイシーが釈明するとこのろのすばらしい演技。映画が終わってから、その凄さが、さらによく分かる。演技していることを、観客に見せて感心させる演技、というものがあるんだ、と思った。そういうディティールの演出と演技の宝庫。 | [投票(1)] |
★3 | ミザリー(1990/米) | こういう人って、身の回りに結構居そう。でも、この作品は、特別なできごと、という描き方をしている。そこが、なんか、物足りない、って感じ。 | [投票(1)] |
★4 | ブレード 刀(1995/香港) | 勧善懲悪、ステロタイプ、劇画的アクション、貴種漂流話。ではあるけど、ここまで徹底すれば、一種のカタルシスがある。ペキンパーとレオス・カラックスを足して割ったかんじ。血圧高そうな感じ。でも、サウンドとか、ちょっと乱暴で、損してる気がする。 | [投票(1)] |
★3 | 未知との遭遇(1977/米) | 前半の接近遭遇の描写は、すごくおもしろかった。これって、家庭崩壊の話でもあるんだよね。宇宙人とのヒューマニティは、人間同士の家族愛に優先するってこと?まあ、それでもいいけど、観ていてなんか、説得されないんだよな。最後の宇宙人にデザインも、急に漫画だし。 | [投票(1)] |