AONIさんのコメント: 投票数順
上海から来た女(1947/米) | 鏡に映ったものが全て真実とは限らない。それが鏡部屋ならなおさらだ。美しきリタ・ヘイワースに魅惑されて主人公が迷い込んだ場所、そこはまさに偽りだらけの鏡の国。鏡を一枚一枚撃ち抜くことで、やっと真実が見え始める。 | [投票(5)] | |
マレーナ(2000/米=伊) | 通学列車でいつも乗り合わせる綺麗なお姉さんに恋焦がれた日々・・・。そう、頭の中は女!女!女!程度の差はあれ、男ならば悶々とした妄想に執りつかれた暴走時代を否定できないはず!例え、この監督の美女観がおかしくとも・・・。 [review] | [投票(5)] | |
座頭市と用心棒(1970/日) | シリーズ20作記念作品は、座頭市版『黄金』。 「化け物」と「獣」の睨み合いに第三の男として「ドラキュラ」が参戦してから俄然面白くなる。 仕方ないのだろうが、勝新と三船の見せ場の“棲み分け”が、お互いのキャラの魅力を半減。 [review] | [投票(5)] | |
エスパイ(1974/日) | ダサいタイトル題字が出て尾崎紀世彦が歌う主題歌「愛こそすべて」が流れるオープニングの時点で、私の予知能力が作動してトホホ映画だと告げた。 [review] | [投票(5)] | |
現代やくざ 人斬り与太(1972/日) | 噛みつくことしか知らない狂犬菅原文太。元・狂犬ながら、組織を守る為に噛まないことも覚えた安藤昇組長。この二人の対比の素晴らしさ!!その二人を食ってしまうほどの渚まゆみの体当たり演技!! [review] | [投票(5)] | |
13デイズ(2000/米) | アメリカが凍りついた2週間。その危機を救えるのはケビン・コスナー!!、ではなくて彼の親友である、禁酒法時代の密輸王の息子である大金持ち兄弟!! [review] | [投票(5)] | |
裏窓(1954/米) | 「映画鑑賞は全て、ある種の覗き行為です。」Byヒッチコック | [投票(5)] | |
ロンゲスト・ヤード(1974/米) | 囚人達の身体は収容できても、彼らの意地と誇りまでは押し込めることができない!見よ、この野郎共を!彼らの男気が刑務所を飛び出して、僕のハートをタッチダウン! [review] | [投票(5)] | |
眠狂四郎勝負(1964/日) | 哀れな遊女達が永眠する吉原の寺で生活する狂四郎。原作には無いらしいが、世の無常を超越したヒーロー像を際立たせるナイスな設定。この作品はプログラムピクチャーの良い手本。 [review] | [投票(5)] | |
ザ・ビーチ(2000/米) | 楽園の「厳しい掟」とかいう前に、お前ら既にタイの法律を違反してない!? [review] | [投票(5)] | |
エントラップメント(1999/米) | C・Z・ジョーンズの「赤外線突破」運動で序盤を引っ張る。これをもしS・コネリーがやっていたらブーイングの嵐だったろう。 | [投票(5)] | |
サブウェイ・パニック(1974/米) | 始まりからあの有名なラストまで、くしゃみをする暇もない程。 | [投票(5)] | |
来る(2018/日) | 分譲マンションを舞台に、バケモノと霊媒術師たちがサイキックなバトルを繰り広げる様は大友克洋の「童夢」を彷彿とさせる。少なからず本作の登場キャラ造形や映像表現に影響を与えているんじゃないだろうか。それにしても、現代のバケモノは知能をつけたもんだ・・・ [review] | [投票(4)] | |
太陽の季節(1956/日) | 頭でっかちで無理矢理感の否めない青春映画。こいつらのリッチな学生生活が半端じゃない!変に醒めた南田&長門カップルが、倦怠期を迎えたであろう実際の夫婦生活を想起させて笑える。 [review] | [投票(4)] | |
沓掛時次郎 遊侠一匹(1966/日) | 一宿一飯の恩義の為に捨て駒のように扱われる“渡世人の虚しさ”を、テーマの一つとして明確に盛り込んだのが成功の秘訣だろう。 東映時代劇の二大アイドルだった錦之助と千代之介の“殺し合い”が、時代劇の終焉と仁侠映画の台頭を鮮明にする。 [review] | [投票(4)] | |
白い恐怖(1945/米) | テルミンの使用&ダリの起用はこの際どうでもいい。真犯人が口走った台詞の一部を反芻させて、その重大性を浮かび上がらせる演出&カメラの下に拳銃を握る木製の手を固定して、画面奥の標的まで焦点を合わせたパン・フォーカス撮影こそ語り継がれるべきだ。 | [投票(4)] | |
王手(1991/日) | 新世界の住民は借金してる人だらけかい!!とことん漫画チックな作りがコテコテの世界に上手くマッチし、子役を含めた登場キャラがみんなボケとツッコミを心得ているのは感動モンやで!! [review] | [投票(4)] | |
吸血鬼ノスフェラトゥ(1922/独) | ムルナウ監督はマクス・シュレックという俳優を見つけたことで、既に作品の成功を確信しただろう。自ら棺桶を担いで移動する吸血鬼の「お引越し」には笑った。それにしてもヘルシング教授の見せ場が無いよー!! [review] | [投票(4)] | |
グリーン・デスティニー(2000/米=中国) | 前半の畳み掛ける華麗な無重力アクションには陶酔。小悪魔チャン・ツィイーちゃんが可愛いすぎて全てを許したくなるが、蛮族なのにアイドル系の優男チャン・チェン同様、ツメが甘すぎ!! [review] | [投票(4)] | |
三十九夜(1935/英) | ショーで幕を開けショーで閉幕する。ヒッチの映像マジックショー。お互いを信じられない男女のカップルが手錠で繋がれる設定の面白さ。 | [投票(4)] |