Yasuさんのコメント: 投票数順
思ひ出(1927/米) | 人生はアメリカ映画のように単純にはいかない。アメリカに渡ってもヨーロッパの厳しい人生観を忘れないエルンスト・ルビッチ。と思ったら原作者はドイツ人なのね…。[アテネ・フランセ文化センター] | [投票] | |
ソン・フレール 兄との約束(2003/仏) | 男同士の話、というより女が描けていないように思われるのは、クレールの位置づけが浅すぎるからだけではあるまい。タイトル通りの内容ではあるんだけどさ。[パシフィコ横浜・会議センターメインホール (フランス映画祭横浜2003)] | [投票] | |
大統領の理髪師(2004/韓国) | 取り立ててオツムが切れるわけでもなく、権力者には頭が上がらない小市民、でも自分の気持ちには正直。そんな憎めない主人公をソン・ガンホが好演。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ5 (TIFF2004)/SRD] | [投票] | |
カナリア(2004/日) | 映画監督がいくら現実を模倣しようとしても、実際に起こったことの重みにはどうしても勝てない時がある。[有楽町朝日ホール (FILMeX2004)/SRD] | [投票] | |
東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | ホームレスを主人公にする必然性があまり感じられず、また、リアルに描かれる東京の街と主人公たちの非日常感あふれるストーリーがミスマッチのように思えて、観客としての立ち位置がつかめなかった。「どういうスタンスで観ればいいの?」みたいな。[テアトル池袋/SRD] | [投票] | |
特急にっぽん(1961/日) | あまり川島らしくはないけど、列車を舞台にした群像劇コメディとして出色。当時の151系車両がくまなく紹介されているのも貴重ですね。151系は『天国と地獄』にも出てくるけど、ほんの少しだけだからなあ。[フィルムセンター] [review] | [投票] | |
お坊さんと魚(1994/仏) | 好敵手という言葉がよく似合う二人(一人+一匹)ですね。[テアトルタイムズスクエア] [review] | [投票] | |
故郷の香り(2003/中国) | ヌアン、ジンハー、ヤーバの三者三様の心理が絶妙にからみ合った珠玉のドラマ。映像も良し。[Bunkamuraオーチャードホール (TIFF2003)/SRD] | [投票] | |
ソウル・サヴァイヴァー(2002/米) | ソウルにあまり明るくない自分にとって「ソウルのことがよく分かる作品」ではなかったが、やはり“本物”の歌声は魂を揺さぶる。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ5 (TIFF2004)/SRD] | [投票] | |
掃除屋トム(1992/オランダ) | 報われない仕事でも誰かがやらねば社会は成り立たない。我々にはトムのような人物が必要なのだ。全世界のトム君、どうかがんばってくれ。オレもがんばるから。[テアトルタイムズスクエア] | [投票] | |
レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード(2003/メキシコ=米) | きっと監督も出演者も揃ってやりたい放題なんだろうな…と思えて楽しそうではあるのだが、前作を観ていない人間にとってはどこか他人事のような気がして、100%は乗れないのであった。[九段会館 (試写会)] | [投票] | |
二人日和(2004/日) | 「天使」と呼ぶには青年の存在感が中途半端だったような…。[オリベホール (RiFF2004)] | [投票] | |
TAXI NY(2004/米=仏) | 大宇の人が観たら怒るよ、これ。[有楽町スバル座/SRD] [review] | [投票] | |
真珠の耳飾りの少女(2003/英=ルクセンブルク) | 静かに燃え上がる情念の炎。モデルの心を見通した画家が描く絵はどんな裸婦像よりもエロティックだ。[シネ・リーブル池袋2/SRD] | [投票] | |
闘牛に賭ける男(1960/日) | 登場人物が入れ代わり立ち代わりモノローグを入れるおかげで視点が一定していない。というよりそのモノローグ使いすぎ。[Video] | [投票] | |
軍神山本元帥と連合艦隊(1956/日) | 山本大将が大人物であったことはよく分かったが、やはりこれは海戦シーンの迫力を味わうための作品。それからお前ら、それは海軍の敬礼じゃないだろう。[Video] | [投票] | |
死刑執行人もまた死す(1943/米) | 当事者なのに『天国と地獄』よりもずっと理性的で抑制された映画を作ったフリッツ・ラング。ただ『生きるべきか死ぬべきか』に迫るオチは生み出せなかったようで、そこだけが残念。[Video] | [投票] | |
道(1954/伊) | 「ザンパノ! お前はバカだよ! 大バカ野郎だよ!」何も考えずにそう言うのは簡単なことではない。なぜならザンパノの姿は、そのまま我々の姿でもあるからだ。[新文芸坐] | [投票] | |
にっぽんぱらだいす(1964/日) | この映画のテーマ曲が、後年の『七つの顔の女』でも使われていた。監督のお気に入りだったのかなあ。[三百人劇場] | [投票] | |
恋に落ちる確率(2003/デンマーク) | 映画作家は物語や人物を作り、再構築(reconstruct)する。しかし再構築されるほうはたまったもんじゃないな…というよりは、「作るのも組み直すのも作家たる俺の自由だ」という傲慢さが微かに感じ取れて、後味はあまり良くなかった。[シネセゾン渋谷/SRD] [review] | [投票] |