[コメント] 喜劇 女は度胸(1969/日) - 更新順 (1/1) -
ミュージカルのようなすれ違いラブコメの切迫は欠いていて、しかし歌劇という体裁だけは筋とは無関係に渥美清によって繕われ、冗長が参与者の意思を統一しうる場だったと明らかになる。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] | |
このパワーはなんなんだ、とおどろき、渥美清と清川虹子に釘付け。 [review] (たいへい) | [投票(1)] | |
たかがプログラムピクチャーだろうと舐めてかかると、「映画」をぶち壊してやろうという気迫のこもったパワフルな演出に打ちのめされる。山田洋次とは全く方向性の違う作家だ。 (赤い戦車) | [投票] | |
傑作。どうなるのかと思ったが、言いたいことをすべて言って、見事にまとめた。原案は山田洋次。音楽もいい―山本直純。オリジナル曲とドヴォルザークの“家路”を交互に使い分け、役目を十分に果たした。 [review] (KEI) | [投票(1)] | |
一番度胸があったのは清川虹子か。 [review] (ちわわ) | [投票] | |
清川虹子の造形と終盤の白熱が見事。ゲーテの引用が泣かせる。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
倍賞美津子と河原崎建三が恋に落ちる下りは、フランス映画のような美しさ。その後は妙にマッタリとしてるが、終盤近くで爆発。渥美清・花沢徳衛・有島一郎はいづれも、この手の役はお手の物。デビュー間も無い倍賞美津子は、あんまり可愛くない。清川虹子の貫禄が凄い。『神々の深き欲望』では何とも思わなかった沖山秀子が、ここでは良い。['08.9.7浅草新劇場] (直人) | [投票] | |
裏『男はつらいよ フーテンの寅』って感じだけど、あくまで下品になりすぎないのが渥美の真骨頂。 花沢&清川が寅さんファミリーだったらまた違った味わいがあったかもね。 (TOMIMORI) | [投票] | |
親父(花沢)と兄貴(渥美)の独りよがりな出鱈目さ、弟(河原崎)の初心さ。子供のようなダメ男たちに比べ、健気かつ大胆に、そして颯爽とした愛子(倍賞美津子)と笑子(沖山秀子)の清々しさ。さらに、耐えた者の特権を行使する母(清川虹子)の凛々しいこと。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
森崎東の処女作は矢張り処女作らしく非常に瑞々しい、しかし破壊のエネルギーが爆発する傑作だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
人間関係がもつれてゴチャゴチャになっていく描写がとにかく面白い。河原崎建三の間抜けさも倍賞美津子の気丈さもそれぞれ味があるし、渥美清だって最高に可笑しいが、やっぱりこの映画の影の主役は清川虹子だろう。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |