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[コメント] ヒッチコックのゆすり(1929/英)
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★3冒頭10分近くは完全にサイレント映画だ。1秒16コマのカットがほとんどに見える。しかし、この容疑者逮捕場面で実にドライヤーばりの強烈なモンタージュが見られ、本作はこのまゝ無声映画として見たかったという思いも残る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3自業自得やんのモラリズムはヒッチには無くサディスティックないたぶりしか眼中にないのだろう。コスプレまがいに着せ替えさせたりの遣りたい放題だ。冒頭の鏡を使った寄りのダイナミズムは『汚名』を、街の彷徨での幻視は『白い恐怖』の失敗を思わせる。 (けにろん)[投票(1)]
★4サイレント映画かと見紛う冒頭シーンや連鎖される「円」「顔」「手」のイメージ、トーキーへの移行に伴う音の実験など若き巨匠の才気に圧倒される。刺殺シーンの見せない演出、そして包丁の妖しげな煌き。影の巧みな使い方も素晴らしい。終盤はヒロインの心理的葛藤が映画の速度を減衰せしめているが、それでも充分面白い。前半は『勝手にしやがれ』にも劣らない革新的な仕事だ。 (赤い戦車)[投票(2)]
★3「音」を手に入れたヒッチコックはここで徹底して心理の視聴覚化を目指す。それはカメラとマイクロフォンの「身体化」と云ってもよいかもしれない。一方で、逃走/追跡劇としての活劇性を盛り込むことにも余念がなく、ラストにおいてはモラルの引き裂かれるさまが提示されるに至る。 (3819695)[投票]
★4後の物より完成度は低いのだけれど、ヒッチ特有の物語のヒネりは既にある。 [review] (t3b)[投票]
★3少女のような可愛らしい声のオンドラが見せる奇怪な演技も見ものだが、街路にクラクション、朝の小鳥のさえずりといった音の省略・単純化がいい。防音完備の電話ボックスだとか。 (shiono)[投票(2)]
★4かわええ。そして怖い。 [review] (きわ)[投票]
★3何だか誰にも迂闊に肩入れ出来ずに、薄気味悪ささえ覚える。しかも物語自体も消化不良気味。でも、そんなことは映画の面白さにはほぼ無関係なのは、ヒッチたる所以。 [review] (くたー)[投票(3)]
★4途中でサイレントからトーキーに変わったような。両方の良さが混在している。 [review] (mal)[投票(6)]
★330年後に『サイコ』で再現される有名な殺人シーンも実はこの頃に既にアイディア としてあったんですね〜。プロット版としてはまぁまぁいい感じです。でもちょっとスッキリしないエンディングでしたね。 (TO−Y)[投票]
★3ラストが弱いが、チャールズ・ベネットが脚本参加したヒッチコック作品はどれも切れ味鋭い。また、着替えのシーンや葉巻のシーンなど監督の若き才能に唸らされてしまった。 (ジェリー)[投票(1)]
★3ゆすりマン根性なさすぎ。 (黒魔羅)[投票]
★3こんな終わり方じゃ納得いかないぞ。アニー・オンドラがカワイイのが救い。 (ドド)[投票(1)]
★4うまいなあ。でも、浮気した彼女をあんなにかばうか、という感じもするが。ちょい出のヒッチコックが若い。 (ユージ)[投票]