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[コメント] 映画は映画だ(2008/韓国)
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★3面白い構成の映画。映画は映画、当たり前。でも人生は内容を選べない一本の映画でもある。自分主演の映画を撮り続けるしかない。 [review] (Soul Driver)[投票]
★4なんて格好いい二人。泥の決闘シーンは目が離せなかった・・・!!魂を感じられる作品でした。ひとつ言えば・・・・ [review] (あちこ)[投票]
★3俳優とヤクザが共に似たような短髪・ヒゲヅラ、前者が白、後者が黒のシャツ、前者が撮影時にはその上に黒の上着をまとうという、あまりに図式的な構図がいかにもキム・ギドク。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4哀しげな瞳でヤクザは嘲う。リアリズムを棄てた世界で己を倒そうとするスターのひ弱さを。ボスから宗教を持てと冷笑されたヤクザは、仏像を凶行の道具と為す。虚飾を何処までも排し、刹那の連続にしか生きられないヤクザにとって、フィルムの中の勝利も、西方浄土の百万年の喜悦も、そして女優の甘美な愛撫も留まるべき地点とは看做されない生温い虚構なのだから。 [review] (水那岐)[投票]
★3本当に殴り合ったところで迫力ある格闘シーンが撮れるとはかぎらない、なんて当たり前をつい忘れさせる、語り口の上手さというより下手さ加減が絶妙。 (G31)[投票]
★3適当な形容が思い浮かばないが、とりあえずは「スチル写真的」と云っておこう微妙に異様な構図の画面を、カット尻を詰めて前のめり気味に繋ぐという、要するに違和感を潜ませたコンテがキム・ギドク譲りか。まあ脚本からしてギドクが務めているのだから至るところに彼の印は認められるのだが。 [review] (3819695)[投票(2)]
★3ガンペ(ソ・ジソプ)の身体が発する無軌道な暴力性と、視線の奥に垣間見える虚無が好い。欲と力が支配する現実世界を生きるヤクザ者の、虚飾と夢想に彩られた映画世界への殴りこみは、暴力による虚構への挑発であり、虚無による現実からの逃避でもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4何か古く1960年代のノスタルジーを深く感じさせる映画を垣間見た気がする不思議な映画であるが、その甘さとは別に、映画を題材に、映画とは何かを主題にしたその突っ込みどころは、これが初演出のチャン・フンの映画構築の大きさを物語っており、 [review] (セント)[投票(1)]
★4キム・ギドク風味でお涙ドラマをやるとこうなる。まぁ、人物描写はそこそこで緊張感のある作品に仕上がってはいる。キム・ギドクなら116分は長尺の部類に入るところ、長さは感じない。 [review] (SUM)[投票(1)]
★5序盤の主演二人が邂逅するシーンは出色。特にソ・ジソブがすごい。アウトローとしての凄味と美学を身にまとい、見るものすべてを完全に制圧する。それはあたかも、甘美な毒薬のようだ。 [review] (シーチキン)[投票(2)]