★2 | どこにも連れて行ってくれないウジウジ恋愛もの。丸山昇一は駄目。彼のホンを傑作にできるのはホンを無視できる相米みたいな傑物だけで、阪本にそこまでの胆力はなかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | ストーリーも演出もチープな、なんちゃってハードボイルド。でもそれなりに見所はある。小西さんはオジさんがのめり込みそうな包容力がありますね。素敵です。 [review] (Soul Driver) | [投票] |
★5 | 与えられる情報は全て点・点・点。それが線に繋がるまでに掛かり過ぎた時間を中和してくれた小西真奈美の演技力を評価。バーのママ、元・妻、元・教え子、一人の女、幾つもの顔を見せてくれた。グッとくるものがあった。窪塚洋介のそれもいつもの安定感。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★3 | 大都会とは思えないほど不自然に狭いところですすむ、やや退屈で平凡なミステリーだが、小西真奈美の大人の女としての魅力は楽しめる。また、窪塚洋介の描き方はユニークでよかった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 21世紀に“松田優作映画”は成立するか?という実験映画(?)第2弾。噴飯物の古臭さだしお薦めはできないんだけど、俺は嫌いじゃない。むしろ好き。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 暴力装置としての窪塚の軽佻と菅田の忠誠、サトエリの女くさいインモラルぶりと杉本のやさぐれ感、女と母を生きた江波が滲ます秘愛の凄み。仲村の空疎と小西の濃密が融解してゆく道程をピンポイントで補完する役者たちが魅力的。丸山、阪本、仙元のベストマッチ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 原作未読だから何とも言えないが塾の教え子の行方を捜しにはるか10数年ぶりに東京まで訪ねた塾教師の、同じく10数年時が止まっていた自分探しとシンクロする心情がほとんど伝わってこなかったのが惜しまれる。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 脚本がちょっと粗い。ただ、どの場面も力強い演出で持続力があり見応え充分。仙元誠三の撮影も魅力的で良い。役者では窪塚洋介がこれ以上ない程のはまり役。仲村トオル 小西真奈美 菅田俊もそれぞれ良かったと思う。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 人生街道から堕ちたと思い込んでるダメ男の復活譚なのだが、通り一遍ではなくダメなままで煮え切らない丸山節。それが最高に昇華する中盤の女のマンションでの2人芝居には泣けた。凡庸な本筋サイドは窪塚・菅田が救っている。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 大傑作! という佇まいの作品ではないけれど、これは相当いい。芝居を大事に撮りつつもそれに溺れない阪本順治だから丸山語の台詞が生きてくる。南沢奈央と谷村美月の配役は逆のほうが見栄えはするだろうが、谷村に杉本哲太やARATAなどワンポイントの出演者に主演級の俳優を配する贅沢さも見所だ。 [review] (3819695) | [投票(3)] |