[コメント] スタンド・バイ・ミー(1986/米)
これは、今でも機関車に追われ続けている大人のための映画だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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「あの12歳の時のような友達は、もうできない」
もう戻ることが出来ないけれど、もうきちんと映すことができないけど、誰にでもある、世界が今とちょっと違って見えた時を、この映画は自分の中に映し出す。
この映画の芯で本当に泣くことができるのは、今では日々の日常に追われ、背中から機関車に追われて走らなければならない大人だけだ。
そして、12歳の自分に「いつも、そばにぼくがいるよ」と囁かれて泣くんだ。
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