★4 | 海岸が織りなす表情の妙。このスペクタクルこそがロージー(サラ・マイルズ)の心模様。本来、海は世界に開かれた門のはずが、この海辺の村の閉塞感は何だ。新世界への飛翔を心に秘めながら、肉欲にその身を託さざるを得ない女の卑近を攻めることはできない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 予めの画枠に当て付けされた底浅三角関係が陳腐で、キャストも弱い。補うべく配置されたクセある傍系人物たちも機能不全。アイルランド独立という歴史的乃至政治的背景は必然ではなく後付け的に浮いている。あたら気合が入った嵐の中の荷揚げが相当に虚しい。 (けにろん) | [投票] |
★4 | サラ・マイルズはあまり美人とはいえないが、思いつめた表情がとても良かった。クリストファー・ジョーンズはとにかくハンサムで軍服がよく似合っていた・・・とわが女房殿のコメントは続きます― [review] (KEI) | [投票] |
★4 | ただの不倫をこんなに壮大なスケールで描くデヴィッド・リーン。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 後年のリーン作品は映像に凝るあまり物語がどんどん退屈になってしまいました。本作も然り。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 初めて観た時には、この「大人の教訓」は理解できず、ラストが不自然に感じて仕方がありませんでした。ほんの少し人生のベテランになってきた今では、バカボンのパパではありませんが「これでいいのだ!」という感じです。しかし、どうしてサラ・マイルズ? (カレルレン) | [投票] |
★4 | 最近の映画が逆立ちしても撮れないスペクタクルと、濃密な人間ドラマがここにある!ヒロインが決してたくましい女ではなく、ごく普通の存在であることに大きく共感できた。荒々しい自然の風景を切り出したフレディ・ヤングの撮影が凄い。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(2)] |
★5 | これほどまでに名高い作品でありながら、『ライアンの娘』の名がロージーだということを知っている人は何人いるだろうか? [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | この作品が描く愛は、八神純子の「みずいろの雨」を思い出させた。 [review] (にゃんこ) | [投票(1)] |
★4 | しかし女は何を考えてるのやら・・・。
この映画はDVDやビデオじゃなくて、映画館で観たい作品。 (ゴメズ) | [投票(1)] |
★5 | このヨーロッパ映画のような香り。同じ年に上映された『ベニスに死す』とともに充実の年でしたね。感動ははるか数十年経ってから押し寄せてくる。 (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 壮大な自然を背景にした不倫物の名作。ミッチャムがこういう役どころというのは珍しい。 (丹下左膳) | [投票] |