[コメント] ラ・ラ・ランド(2016/米)
冒頭からノリノリの正統派ミュージカル。ミュージカル・ムービーはハッピーエンドと相場は決まっているので安心して観ていられる、と思いきや、ラストには大きな仕掛けが! 観る人によって大きく感想が変わりそう。個人的には切ないの一言。ミアの歌はあまり上手くはないけれど、かわいく見えるね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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5年前の回想に飛んでからがとにかく切ない。
お互いに夢は叶えることができたけれど、それよりももっと大切なことがあったんじゃないのかな? なんて男の僕は思ってしまう。
セバスチャンのジャズの店の壁に貼ってあるミア主演のポスター。
昔、ミアがセバスチャンのために作った店のロゴ。
少なくともセバスチャンはまだミアと別れた時から先に進めていない様子。まるでハリウッド版『秒速5センチメートル』だ。
男ってそう。
女より圧倒的に切り替えが遅いし、昔の女に未練たらたらだ。
本気であればあるほど、ね。
上書き保存なんてされるわけない。
僕はセバスチャンの未練たらたらでありながらも、「お互いに夢を叶えることができたね」と目で語る演技に目頭が熱くなりました。
というか、もう泣いてたし。知らずに涙出てたし。
もしあの時、もしその選択じゃない方を選んでいたら、たら、れば。
でも、そんなもの現実には存在しない。
そんな甘くもほろ苦い、少なくとも笑って幕ではないミュージカルでした。
僕にとっては初めての体験でした。
こんなのもアリかなぁ。男って切ない生き物だなぁ。
映画の余韻に浸りつつ昔を思い出してモヤる僕の隣で「ミア、有名になれたし幸せになれたから勝ち組」と笑う彼女に本当の感想は話せそうもないので、ここに書いておく。チラ裏で申し訳ない。
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