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[コメント] 宮本武蔵・般若坂の決斗(1962/日)
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★52作目。物語が面白くなってきた。内田も勢いが出て来た。宝蔵院では黒川もいいが、山本が頭1つ出たか。キャスティングの良さは変わらず。お甲(木暮)又八(木村)そして御大(月形)は別格。ところで5点は私だけ(2017.11.22)。ちょっと寂しい。連作の1巻として佳作と思う。 (KEI)[投票]
★4青春21、遅くはない [review] (寒山拾得)[投票]
★3前作から打って変わってストイックな男に変貌した武蔵。しかしそこの辺りが全て端折られている為、宮本武蔵という男の内面がまったく理解不能なまま物語が進んでいってしまう。変貌する過程こそより映画的であるはずなのに。 (sawa:38)[投票]
★3暴力とは何か?その内なる衝動はいかに位置付けられるべきか?物語を貫く問いが提示される。死闘の最中の生の高揚。それは甘美でさえある。暴力に憑かれた男に救済はあるのか…。 ()[投票]
★2前作にあった泥臭さやリアリティが失われ、「劇」になってしまったのが残念。城太郎の大根ぶりもうざったかった。近世らしい大自然の美しさが救い。 (氷野晴郎)[投票]
★3残酷なまでの演出と、中村錦之助のストイックな描写が良く映えてます。稲垣版より私はこっちの方が好みですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3この二作目の一番の見せ場はラストの般若坂での大がかりな殺陣シーンであることは間違いないのだが、月形龍之介演じる日観の貫禄が圧倒的だ。武蔵と日観とのやりとりがもう一つの見所だろう。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3当時の最先端技術と長年にわたって培われた時代劇作法の技がみごとに調和している。しかし、女子供や老人におんぶにだっこの物語展開や武蔵の雄叫びがなんとも通俗的で、器と中味のギャップに時代劇断末魔の苦悩が漂う。スター映画に先鋭を望む方が野暮か。 (ぽんしゅう)[投票]
★4抜けるような青空、髪を撫でる微風と清涼感一杯にはじまる旅路は、ただこの一篇を以ってカラスが屍肉を啄ばむ凄惨な荒野へと変貌する。錦之助は腰砕けの集団抗争よりも子役との絡みの方がいい、なんて云ったら怒られるのかな。 (町田)[投票]
★31作目に比べると、武蔵の変わりようは「君子豹変す」というくらいでちょっとビックリ。それにしても、この頃の役者さんは、ホンの端役にいたるまで、みなさん、刀の扱いがサマになってらっしゃる。 (シーチキン)[投票]
★4阿厳を一閃する武蔵!『椿三十郎』にも劣らぬ名場面であるので、未見のファンは必見。『スター・ウォーズ』のライトセイバー戦に欠けているのは、敵のみならず己の業をも一刀両断してしまうような問答無用の剣技の恐ろしさと美しさだと思う。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
★4前作では見られなかった立ち回りを堪能できる…かと思ったら今回も不完全燃焼気味。子役で+1点。[新文芸坐] (Yasu)[投票]