[コメント] ミツバチのささやき(1972/スペイン)
「これから何度かお世話になります」と言いたくなる映画であり、この映画が退屈だと思ったら重症だと判断出来る自分の心のバロメータ映画でもある素晴らしい作品。
うまく言葉に出来なかった頃の権力に無知だった子供時代の自分が投影されていた。見ている時、何が正義か何が良い事なのか分からないアナの訴えるような瞳から発せられる眼差しから逃れたくなったりした。「ささやき」に何故か耳を閉じたくもなった。
でも見終わったあとその瞳にまた会いたくなった。そして、「ささやき」にもっと耳を傾けなくてはいけないと思った。
そして自分に帰れる映画、凄くこれからお世話になる映画に出会えた今、とても幸せ!!
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