[コメント] クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日)
私より、コドモのほうが先に観ていたらしく(オタフクで隔離されていたため)、最初観たときには「オトナ帝国、あんまりおもしろくなかったよ。」とちょっと不満げだったのです。そのとき、同時に『ブタのヒヅメ』も借りてきていたので、「そっちとくらべると」というのがついていたのかもしれません。しかし、このギャップこそが、この映画のミソともいえるんじゃないでしょうか。
私は百恵ちゃんとともに70年代を抜けてきたんです。(ちびまる子ちゃんと同じですね。)そして、今でも季節ごとに百恵ちゃんのマイ・コレクションなどを作ってうれしがっているクチなんですね。うちでは百恵ちゃんに関しては、文句をいわせずCDをかけたり、私が勝手にうたっていたり、TVを観て涙したりしているのですが、いよいよコドモも7歳ともなると、「百恵ちゃんのどこがいいの?ぜんぜんわかんなーい!」などとオチンブリをかかれてしまう(方言;むくれる、口をとんがらせておこる、の意)ようになりました。そのうえ、「やっぱ、あゆだよねー、あゆ!」なんていわれてしまいます。はじめのうちは、「なんだとー!!」と思ってしまいましたが、最近では、それはそれでいいんだと思えるようになりました。私には私の生きてきた世界があり、彼女には彼女の今生きている&これから生きていく世界があっていいんだ、と。私は、自分の楽しみのためだけに百恵ちゃんを聞き、歌い、涙する。オトナだって、コドモと同じように、ただ自分の楽しみのためだけに夢中になってやれることがあっていいと思う。また、そうする時間をはっきりと区切ってとる必要があるとも思う。反対に、私も彼女(コドモのこと)の遊びの時間を邪魔しないようにしなくちゃいけないかな、とも思う。お互いに楽しいと思えることがあって、それを認めあえたらキモチいい関係でいられるかな。親子でも、夫婦でも、友達でも。もしかしたら、その楽しみを共有できるかもしれないし、それだけは勘弁してくれ!というかもしれないけど、それはそれでいいんだなって。目からウロコが落ちた気分。肩のチカラがどーんと抜けてしまった・・・そっか、それでいいんだあ・・・と気づいたら、なんか、人生が楽しくなってきたぞ。
自分が親しんできたモノってきもちいいからずっとそこにとどまっちゃうけど、やっぱりずーっとそこにいるってことはできないんですね。流れのなくなった水が汚れて、クサくなっていくように、ニンゲンもどんどんくさってガン化していっちゃうんですね。(リング・らせんより盗作)生きていくってことをサボっちゃいけない。前を向いてあるいていかなくちゃ。こんど、あゆを聞いてみよう。もしかしたら犬夜叉やワン・ピースくらいはまるかもしれない。私もやっとMOVE ONできそうです。この映画に感謝感謝。私の子供にも感謝。このサイトをおしえてくれたおにいちゃんにも感謝です。We have to move on from whatever it is. Good or bad, happiness or sadness, pleasure or sorrow. That is the very beautiful part of our lives.
それはおいといて
20世紀博にいったら、ぜひキューティー・ハニーを撮ってもらいたいな。ハニーでハニーフラッシュ変身シーンももちろんだが、アルフォンヌ先生もやってみたいし、ミハル先生もやってみたいし、ジルもパンサークローもやってみたい。行くたび、違う役をやってみるのもいいかも!るんるん!
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