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[コメント] 妻は告白する(1961/日)

夫が辱める。検察官も、弁護士も、世間も、カメラまでもが辱める。辱められて、さらに輝く若尾文子。監督、分かってらっしゃる。
くたー

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「おい、今の異議申し立てだよ」と、弁護士の代わりに突っ込み入れたくなる、サディスティックな裁判シーンをはじめとした、あまりにも悪意に満ちた状況と追い込みかたには少々苦笑。若尾の情念を表出させるための圧力とは分かってても・・・。でも最後の鮮やかな視線の転換と、本当の理解者は女だった、という面白さ。あと自意識過剰と媚をない交ぜにしたような、若尾文子のしぐさと目線の演技の凄さを加味すると、プラス1点。

ちなみに一番印象的、というかドキっとさせられたのは、法廷シーンで若尾がロープ巻かれて、弁護士にグイっと引っ張られた時に見せた表情。ヤバいよ、あれ。

(評価:★4)

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