[コメント] セーラー服と機関銃(1981/日)
「ヤクザなのにメソメソする子は嫌いよ!」「かしこまりましたー!」終始こんなノリ。『極道の妻』よりも百倍魅力のある女親分・泉ちゃん登場!!クライマックスの殴りこみになって明かされる大門正明の“告白”に爆笑必至。
勿論、他人を「YOU」と呼ぶ女子高生アイドル薬師丸ひろ子の魅力につきるんです。「カ・イ・カ・ン」シーンが有名ですが、『七年目の浮気』の如く通気孔からの風でスカートが浮き上がる中、薬師丸ひろ子が手でマシンガンを撃つマネをするラストシーンが好きです。
角川映画でも相米慎二の長廻しは健在。 一番感動したのは、深夜の路上でみんなで酒を飲んだりしながらウダ話をしている所から、暴走族の中に入りバイク二人乗りで町を疾走するシーンまでを一気に見せる長廻し。
しっかし、相米監督って人は(意図的なのか)暴力組織の描き方がいつも幼稚極まる。 太っちょ親分(三國連太郎)のアジトなんて、特撮戦隊モノに出てくる悪の秘密基地かと思ったぞ。
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