[コメント] 少林サッカー(2001/香港)
『MR.BOO!』をはじめてみたときの衝撃をまた経験出来るとは!
馬鹿馬鹿しい映画、それは時によって馬鹿馬鹿しくて相手に出来ないマイナスの意味になることもある。
「そんなことあるわけないじゃん」そう思う裏で観る側からの(それは一方的な期待であるにしろ)作り手に対する幾ばくかの悔しい気持ちも働く。
だがこの映画に関してはものの見事にこちら側の期待に応えてくれるどころか、その遥か上を行ってくれた。これほど馬鹿馬鹿しいことが必然で重要でもっとやれ〜と思えた映画もあまり記憶にない。だからバナナの皮等を使った古典的なギャグも許せてしまう。それはきっと、映画の登場人物のみならず映画を作った人たちの情熱にほだされてしまったからなんだと思う。
極端なことを言わせてもらうと、自分にとっては、映画の出来不出来なんかより、その映画にどれだけのめり込み愛情を抱けるかの方が大事であり、興味がある。嫌うには理由があってもほれるには理由がないのだ。
最後に、もう一度言わせてくれ!
『MR.BOO!』をはじめてみたときの衝撃をまた経験出来るとは!しかも劇場で!
それは至福の時だった。
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