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[コメント] ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米)

カナダでの突撃お宅訪問!の場面で出てきた人が、
tredair

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「カナダに移民した親戚のもとへ行く」と日本を去ったイラン出身の知人に(話し方も込みで)そっくりなんです…。

とゆーのはおいておくとしても。

それでも、この映画のカナダのシーンで出てくる人すべてが「カナダ生まれのカナダ育ち」とは断定できないわけで。でも、ざっと映画を見ただけでは「あれは全部カナダ人だ」と思ってしまう作りなわけで。というのがちょっと怖いかなぁと。情報なんて操作してなんぼ、ということを(他の方々も指摘されてますが)自らが体現している可能性もあるのだから。

けれどもこの「怖いなぁ」は「うまいなぁ」とも変換可能だったりするわけで、その「うまいなぁ」を持ち前のキャラやテクで更に上手にコーティングしてあえて「ベタ」に持っていくあたりには、素直に感嘆。

もう、マイケル・ムーアのあの見た目から何から、すべて計算の内なんだよきっと。だって、引用されてる映画を見ただけでも彼はかなりの映画好きなんだろうし、そうだと仮定すればなおさら、このドキュメンタリー「映画」とは呼びがたいモノを国際映画祭に持っていくこと自体が変だもの。それも含めて、全て彼のねらい通りなんだよきっと。「あえて」というこだわりというか。

とゆーわけで、納得のいきにくい点もけっこうあるけど、これはこれでいいんじゃないの、とも。他山の石とは思えないところ(まあ、ほとんどがそうなわけだけど)では、おおいに笑わせてもらったしね。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (11 人)Santa Monica おーい粗茶[*] リア Alcoholic moot[*] みくり poNchi[*] 緑雨[*] kazya-f[*] Kavalier グラント・リー・バッファロー[*]

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