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[コメント] 芝居道(1944/日)
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★4最初に「撃ちてし止まむ」と出る頃の映画。続いて、五線譜に「東寶映画」の文字が回る。タイトル後のファーストカットは道頓堀の俯瞰カット。「道頓堀 明治廿七年」という字幕が出る。この見事な俯瞰カットで既に感激する。 [review] (ゑぎ)[投票]
★1撃ちてしやまぬ戦意高揚映画として秀逸な出来。気持ちよく1点献上。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3成瀬自身がこういう映画を嫌々撮ったのだとは思われない。だが型枠をなぞるだけのイージーさに流れた感がある。 [review] (G31)[投票]
★4山田五十鈴が手を内側に向けて腕をきめるような格好で「おめでとうございます」と頭を下げる場面で、不覚にも落涙。いつになく饒舌だけど、端正な作品。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3戦時中の作品ということもあってプリント(マスターネガも?)の状態が悪いうえ、軍部に露骨におもねる態度が見え見え。あまり後味のいい作品ではない。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票]
★3戦中制作とは思えぬほど、セットが立派。最も体制翼賛的映画を作った東宝の中で、成瀬巳喜男は一見迎合的なストーリーを展開しつつ、「自分を失わぬ自分」というテーマを苦労して表現している。小さな針穴に糸を通す腕もまた腕だ。 (ジェリー)[投票(1)]
★3太平洋戦争末期の清貧プロパガンダ映画であるが、作り手の苦悩と映画に対する愛情がひしひしと伝わってくる良心作。ただ中身は『鶴八鶴次郎』の焼き直しである。人間が描かれている分『歌行燈』よりは数段好ましいが。 (町田)[投票]