[コメント] ピーターパン(1953/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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女性は２つに大別される…ウェンディかティンカーベルか…っていうのはまったくのデタラメですが。
友人の女性はティンクの魅力をこれっぽっちも判ってくれない。むしろ、意地悪で嫉妬深い嫌な女とまで言う。しかし、あくまでも個人的見解だけど、本当はウェンディの方が無意識的にタチが悪いと見た（ちなみに浅倉南もキライだ）。
多分ウェンディが来る前は、大好きなピーターパンと一緒にいつも空を飛んで、ずっとこの関係が続くものと思ってたはず。兄のように友達のように、そしてたまにでいいから、ちょっぴり恋人のように…なんて、クーッとくるじゃないすか（勝手な想像だけど）。
そこに宿敵ウェンディ登場。あまつさえ島の人気者に。でもウェンディも彼を好きなら、もっと熱く対抗して欲しい。全てに余裕かましすぎ。あそこで「キーッ！お待ち！」とか言ってティンクをバタバタ追いかけて、少しはみっともない面を見せてくれたら、逆に「お？意外とこっちもいい娘かも」と思ったのに…。こういう女性相手に本気出せば出すほど、惨めになるのにティンクよ…。
だから最後、ウェンディの事をピーターパンが全然憶えてなくて「誰？おばさん」と言ったとき、内心「それでいいのだ」と思ったりした。そして彼の傍らには相変わらずティンクがいるのだ。
…とここまで書いてハタと、ピーターパンってそんなにいい男か？と思った。ウェンディの面前で堂々と人魚に色目を使い、ウェンディが「んもう」とふくれても、悪びれない笑顔を向ければ「もう��」で済んじゃう。この図って…ホストと年上の女性客だ…。まぁピーターパン・シンドロームって言葉自体、良い使われ方されてないしな…。男がいつまでも子供のままでいるって事は、周りの女性にとっては残酷な事なんだ。（それにしてもまた夢のないコメント書いちゃった）
※ディズニーランド内の高額品専門ショップで、ティンカーベルの素描がいっぱい書いてある絵があったけど…何万もした。スカートの裾がジャキジャキなのと、靴の先にファーのボンボリが付いてるセンスが可愛い。
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