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[コメント] ブラック・クランズマン(2018/米)

全くアカデミー脚色賞受賞作に相応しい、映画としての、画面の愉悦に乏しいプアな映画だ。さらに云えば、これは映画を作ろうとして作られたものではないとさえ思える。本作中、最も良いカットは、冒頭の南北戦争場面の大俯瞰クレーン移動ショットだ。
ゑぎ

 さて、映画のプロットという観点で見ても、KKKをアホに描き過ぎていて、はなはだ白ける。ユダヤ人嫌いの男フェリックスも酷いが、その奥さんの描き方が特に下劣だ。いや、そんなことは分かっててワザと戯画化しているんだろうし、KKKを聡明に造型する必要もない、というか、死んでもしたくないのだろうし、いや、真実アホなのかもしれないが、アホな悪役だと活劇としての魅力が半減する、というレベルを超えて、こんな悪役を出し抜いて喜んで見せたところで、主人公サイドも下劣にしか見えない。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)シーチキン[*] [*] 赤い戦車

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