コメンテータ
ランキング
HELP

なをふみさんのコメント: 更新順

★3八月の幻(2002/日)ホームビデオさながらの近影と風景美のストレートな遠影 効果的に多用される逆光 綺麗な題材 仲根かすみの眸の強さ。でもなぜだろう 感情移入も感動もない。あまりにも視覚と感覚に訴えるもののギャップが大きい作品。大森南朋が熱い男を好演。ありがとう。[投票(1)]
★5座頭市(2003/日)北野武の映像は常に客を選んできたが これまでで一番の邂逅作品。金髪もまったく違和を覚えず笑わせどころも相変わらず。氏がこれまで大事にしてきた-色-と-音-も健在。ラストサムライと併せて もう下手な時代劇は見られないでしょ。最強。どうもありがとう。[投票]
★3金髪の草原(1999/日)悪くはない 悪くはないんだけど義姉弟の恋愛のくだりは作品をぶち壊す要因になりえるような気がする。スイカが食べたくなった。リアルキッズのツッコミの方 久々に見た。お疲れ様でした。[投票]
★5玩具修理者(2001/日)クラシカルなトーンでまとめられた映像に侍る 必要最低限な役者と言葉。これ以上でも以下でも褪せてしまうほど絶妙な時間。邦画の素晴らしさを再認識させられた。ありがとう。[投票]
★5ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日)初めてではないだろうか ハリウッドが日本の文化・慣習・風景・四季 どれもを純粋に新鮮に描き 日本をカッコよく撮ったのは。もう日本は時代劇を撮れないのではないかと思ってしまう。渡辺謙 真田広之 カッコいい。ラスト30分 涙が止まらない。どうもありがとう。[投票]
★4明日があるさ THE MOVIE(2002/日)吉本だから…ではなく 吉本なのに…イイ意味でそんな感じ。浜田雅功はどんどん演技がうまくなる。非荒唐無稽。ありがとう。[投票]
★4Laundry〈ランドリー〉(2001/日)信じることしか知らぬ者と 信じることを恐れる者。愛に気付きそれを表現する者と 愛することを恐れる者。純粋な恋愛を描写も 全体的に平淡な内容を引き締める内藤剛志。どうも綺麗な内容だと思ったらNHKが絡んでいたのか…ありがとう。[投票(1)]
★3ほしのこえ(2002/日)CGに携わる者として その技術には脱帽。しかし背景と人物の出来の差や 少年と少女が離れる経緯が既存の作品に感化されすぎている点など 疑問は残る。-少女が異星への殖民試験に行く-とかならよかったのか と思うのは欺瞞だろうか。お疲れ様でした。 [投票]
★4恋愛寫眞 Collage of our Life(2003/日)恋愛・コメディー・SFの雑居がまた何も織り成さず 無駄に長い時間を和らげるでもなく…映像の撮り方や美しさとそこに塗された写真 そしてエンディングの山下達郎は流石。ストーリー的には好きだったのだが…ありがとう。[投票(1)]
★3落下する夕方(1998/日)煮え切らない3人の関係がそのまま作品の体となってしまい あまりに寓話化してしまっており共感は元より理解すら危うい。演技派俳優ばかりなのに…お疲れ様でした。[投票]
★2Jam Films(2002/日)長編でこそ才を放つクリエイタが短編を創るとどうなるかといういい見本。私には彼の評価を下げるための負の集大成にしか感じられなかった。敬愛する行定勲氏と岩井俊二氏はまだ許容範囲だったが 自己満足の暴投 しかも受け取れないくらい剛速球。お疲れ様でした。[投票]
★5Coo 遠い海から来たクー(1993/日)残竜説を過突飛ではなく忠実に描写。デジタルに感染った小中高生にはぜひ見てほしい。景山民夫はただのエッセイストではなかった。十代前半の私には充分に影響を与えてくれた。どうもありがとう。[投票]
★4月とキャベツ(1996/日)綺麗にまとまりすぎている感がある。山崎まさよしの不器用な演技を鶴見辰吾が自然に飾る。日常から幻想へ そして成長。少女の経緯を踏まえるに連れて花火の表情が人間らしくなっていく。‘どれほどの痛みならば もう一度君に会える’。群馬県民として どうもありがとう。[投票]
★513階段(2002/日)暗さ一辺倒で終わるかと思ったがシリアスな演技とリアルな話に引き込まれた。そこいらに転がっているような駄サスペンスとは違いいろいろ考察しながら観ることができた。腑に落ちない点はあるが反町隆史の新たな一面が見られた。どうもありがとう。[投票(2)]
★5黄泉がえり(2002/日)これだけで充分。出演コメディアンを捜すのに夢中になてしまたが 山本圭壱とその兄が無言でキャッチボールをする姿。これだけで泣ける。酷評されるほど内容も絵面も悪くない。RUIの「月の雫」のPVは必見。映画とリンクしてしびれる。どうもありがとう。[投票(3)]
★3シェイディー・グローヴ(1999/日)抑揚がなく 見ていて退屈気味だった。俳優陣も個性を活かしきれず 長回しも多い。伝えたいことすらも掴めなかった。平凡な話しではないはずなのに…お疲れ様でした。[投票(1)]
★4TRICK 劇場版(2002/日)はたして劇場で流すレベルなのだろうか。季末のSP番組でも事足りたのではないだろうか。だが創り込まれた巧妙かつ細心な内容は相変わらず。いつも通りの書道-Part3希望-。Part3希望!!ありがとう。[投票]
★3119(1994/日)閑職な消防士という設定は鋭く また恋の火までは消せない葛藤も乙。だが如何せん 平淡すぎた。抑揚が無くただの人情ノスタルジーで終わってしまったのでは。豪華配役陣も設定も なぜか印象には薄い。お疲れ様でした。[投票]
★2ねじ式(1998/日)どこをどう割ってもつげ義春のカケラを見つけられなかった。エロスでも芸術でもない ただの寄せ集めにしか見られなかった…あのシュールな原作を映像で超えるなど 映像化しようなど やはり無理だったのです。お疲れ様でした。[投票]
★5Dolls(2002/日)色 鮮やか。さらにそれを強調させているのが これまでの北野氏の作品なのかもしれない。想像の域スレスレに沿って流れる色と音と言葉と -残す-ということ。駄作になれなかった名作。ありがとう。[投票(1)]