★4 | イン・ハー・シューズ(2005/米) | トニ・コレットがここまで捨て身の演技をしたことに驚愕した。アクションもCGもない普通のドラマがすっかり減ってしまったけど、演技巧者に裏付けられたこういう映画は好きだ。 | [投票(1)] |
★2 | 泣く男(2014/韓国) | 「アジョシ」のようなスピード感は皆無で、登場人物のバックグラウンドも分かりにくく、思わせぶりに長いカットも内容希薄だ。なのに人物の位置関係はとてもわかりにくい。 [review] | [投票(1)] |
★5 | シング(2016/米) | オーディションから本番に至るまでの選曲はジャズからビートルズ、スティービーワンダーにテイラースイフトと幅広く、ドラマ部分もバランス良く各人物の魅力をいかんなく表している。日本語吹き替えの面々もよく似た声の人が当たっていてとても良かったと思う。ただ、主人公であるコアラのバスタームーンは、そのポジティブさ故に他人を不幸にすることもあるのではないかと危惧される。 | [投票(1)] |
★4 | ドント・ブリーズ(2016/米) | 登場人物全員が善人ではなく、まさかの異常者も紛れ込んでいるという状況設定がうまい。爽快感はないが、作りようによっては続編は非常に面白そうだと期待できる。 | [投票(1)] |
★5 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | エピ4好きにはたまらない映画。噂では大幅なストーリー改変と撮り直しがあったとかで、前半のダレた演出はその結果だろうか。後半の展開はスリリングで、皆が知っているエピ4冒頭へとつながる希望のリレーに心が躍る。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 君の名は。(2016/日) | くどさのかけらもない極めてあっさりとした演出になぜ涙が流れるのか自分でも説明がつかない。感動という軸とは全く違う、心を揺さぶる絵と画のみずみずしさが新しい映画の潮流を作り出していくのだろうか。末筆ながら、シネスケ復活を心よりうれしく思います。2017.1.22。 | [投票(1)] |
★5 | グリース(1978/米) | 改めてみるトラヴォルタは、やっぱりかっこいいね。アイドル映画でストーリーもたいしたことないのに、「丁寧」というレベルを超えたものすごい長尺で、選曲が非常に良いだけに残念。 | [投票(1)] |
★3 | ゲットバック(2012/米) | 「キック・アス」みたいな名作に出たかと思えば、この映画みたいにどう評価すべきか悩ましい映画にも出るニコラスケイジの作品の選ばなさが面白いなと思った。 | [投票(1)] |
★5 | 百円の恋(2014/日) | 「安藤サクラがほんとにやってる!」ってことが評価の大きな部分を占めてしまうのは映画としてどうかなと思うけど、自分はそこだけではなくいろいろと感じ入るものがあってよかった。ちょっとピントが違うかもだけど「だんだん美しくなくなっていく日本」が描写されているのは哀しい。 | [投票(1)] |
★3 | 日々ロック(2014/日) | 二階堂ふみのパフォーマンスが全て。最後までビシッとしない挙動不審な主人公とそのバンドにうんざり。この手の映画に竹中直人を呼ぶのは制作陣の怠慢だと思うし、あまつさえ蛭子能収まで取り入れるとは安易としか言い様がない。 | [投票(1)] |
★4 | キャリー(2013/米) | ブライアン・デ・パルマのキャリーは、そもそもシシー・スペイセクが見た目ぱっとしないところにリアリティがあったと思うのだが、それを根底からひっくり返してのクロエ・グレース・モレッツ起用は疑問だ。CGはあまり好まないが、パーティ会場破壊シーンはなかなかの迫力。しかしフォースを使うのにいちいち手をかざす必要はあるのだろうか? | [投票(1)] |
★4 | メカニック(2011/米) | 文句なしジェイソン・ステイサム印のアクション映画。しかし痕跡を残しすぎではないか。 | [投票(1)] |
★4 | 評決のとき(1996/米) | マシュー・マコノヒーの目に常に怒りが燃える。この役はエネルギー使っただろうなと思うけど、この人はどの映画でも、いつも激しく消耗し続けている気がする。 | [投票(1)] |
★4 | クリード チャンプを継ぐ男(2015/米) | 『ロッキー』をなぞるようでいて安易なオマージュに陥らず、きっちりと新作に仕上がっている作りは素晴らしい。音楽も、前シリーズの重要な曲のごく一部を引用はするんだけどそっくりそのままじゃないところもいい。 [review] | [投票(1)] |
★2 | her 世界でひとつの彼女(2013/米) | 俳優陣は豪華だし、撮影も編集も素晴らしい。でも肝心の "her" に全く魅力を感じない。こんな未完成なうっとうしい機械持って歩いていたら、ただの変なおじさんだよ。よくいるでしょ、すごい満面の笑みで誰かと話しながら歩いているおじさん。まさにあれ。 | [投票(1)] |
★4 | エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014/米) | 内容はともかく、キャスティング・ギャラ・契約・撮影時のわがままなど、スタッフは大変だったのではないかと変なところが心配になる。余計なことだが、吹き替え時の声優かぶり(玄田哲章とか大塚明夫とか)も頻発したのではないだろうか。 | [投票(1)] |
★4 | トレマーズ(1990/米) | ぬぼーっとした雰囲気のモンスターパニック。局所的にはパニックなのだが、全体としてはぬぼーっともっさりしている面白さ。ケビンベーコンはやはり華がある。 | [投票(1)] |
★5 | ステキな金縛り(2010/日) | 三谷映画はあまり好きじゃないので期待していなかったが、非常に面白かった。なにより深津絵里が徹底的に可愛く撮れていて魅力的たったのが驚き。傾向は全然違うが、小泉今日子の「怪盗ルビィ」を想い出した。心温まるお話で、とてもよかった。 [review] | [投票(1)] |
★5 | ゾンビランド(2009/米) | 蔓延するゾンビがもたらす社会の崩壊や逃走を描くのではなく、逃走している人物たちのキャラの面白さに焦点を当てる手法が新しい。ただ、女性二人にあまり特徴がなく、特に妹の方が不快な人物像なのが若干の難点。 | [投票(1)] |
★5 | キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米) | 2002年、28歳の彼。当時まだアイドル的な人気のあったデカプリオを2015年の今見ると相当の演技巧者だということがわかる。その後のインセプションやシャッターアイランドにつながる才能が弾けだしていて非常に興味深い一作。 | [投票(1)] |