完全に振り切れていた。

今までは一応コーティングされていたものが、本作ではもうまるで下半身はだけた状態で迫ってくる。

ここまでくれば完全に狂気のホラーの世界で、怖いとか気持ち悪いとかを通り越して一瞬畏怖すら覚えた。

そんな映画な（はずだった）のに館内ではしばしばクスクスッという笑い声が聞こえてくるし、終わってみれば周りは「ポニョかわいいぃ」とかなぜかほんわかした空気に包まれているから驚く。

「意外にあっさりしていたよねぇ」と言っている方もいて、思わずポップコーンの箱叩きつけて「ドロドロやないかっ！」と叫びたくもなった。

そういう評価と区別するために髑髏４つとしたい。

最後に、

自分が血みどろの首チョンパ映画が好きなことを狂ってるだなんて、もう誰にも言わせない。