★5 | 裏窓(1954/米) | ヒッチコックのなかでも、最も好きな作品のひとつ。なぜだろう。「のぞき」の罪悪感と好奇心が同時に刺激されるちょっと禁断の欲望が何気なく描かれているからか?あの大きなレンズに映り込む反対側の風景が妙になまめかしいからか?グレースケリーを観ていたいのか?また観ちゃいそう。 | [投票(2)] |
★5 | ハリーの災難(1956/米) | 一度でいいからクローズアップにしてくれー、と、こんなに思った映画はなかった。だってシャーリー・マクレーンをもっと間近に観たかったんだもん!というところもヒッチコックの思うつぼなんだろうなー。痒い所を明るい色の分厚い生地の上着の上からじれったく掻くようなテンポを楽しむ、美しくひねくれた逸品です。 | [投票(2)] |
★4 | 鳥(1963/米) | ヒッチコックは、もう画面が怖い。画面のスミッこや、一瞬のアクションに、どんな怖いことがさりげなく織り込まれているか、ってどきどきしちゃう。それを鳥がやるんだから、予想もつかない動きやよく見えないディティールが怖い。最近、東京はカラスが怖いし・・・。 | [投票] |
★4 | サイコ(1960/米) | これ、やっぱ、描き方のすばらしさ、なんだろうなあ。シャワーのタイルと、古びた洋館の外観、そして内装。きっとフロイド流の解釈するひととかいるんだろうけど、無意識なんかなくっても、これは怖い、って言いたくなっちゃう。 | [投票] |