ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
間違えられた男 (1956/米)
The Wrong Man
製作 | アルフレッド・ヒッチコック |
監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
脚本 | マックスウェル・アンダーソン / アンガス・マクファイル |
撮影 | ロバート・バークス |
美術 | ポール・シルバート |
音楽 | バーナード・ハーマン |
出演 | ヘンリー・フォンダ / ヴェラ・マイルズ / アンソニー・クエイル / ハロルド・J・ストーン |
あらすじ | ヒッチコック自身が冒頭で登場し実話のドラマ化だと語る、暗くてリアルな異色作。クラブのミュージシャンをしている平凡な男(ヘンリー・フォンダ)が妻(ベラ・マイルズ)の為に保険会社に金を借りに行くと、前年に起きた強盗事件の犯人と間違われて通報される。弁護士に頼んでアリバイや証人探しを頼むが上手くいかず、男は追い詰められていく・・・。(105分) (AONI) | [投票] |
ザ・ニューヨーカー映画。このさりげなくも抜群にカッコイイ映像と音楽だけでも大絶賛に値すると思うし、細かな演出や台詞の妙もかなり巧みで興味深い。 [review] (tredair) | [投票(3)] | |
客観とヘンリー・フォンダの主観視点との切り替え編集が秀逸。画面に正対する人物から突き刺さってくる威圧的な視線の数々は、彼の恐怖を体感させるのに十分。ミステリーとサスペンスの違いは本作を観れば一発で分かるだろう。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
オープニングクレジットに重ねられた客の出入りと閉店になるまでの映像は、当時としては斬新だったのではないか。非常に洗練されている。そしてしょっぴかれたマニーヘンリー・フォンダの目。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] | |
現実の顔したでっちあげの数々を、有無を言わせず淡々と突きつけられる、拘留から保釈に至るまでのクダリが特にスゴイ。仕舞いにはヘンリー・フォンダの焦り顔が、カフカの小説の主人公のようにさえ見えてくる。 [review] (くたー) | [投票(3)] | |
例えば護送されるシーンのカットつなぎ−手錠と足。刑務所の小窓への寄り引きのカット。裁判中に集中しないさま。歩いてくる男のオーバーラップ。もうシビレっぱなし。ヒッチのユーモアを愛する者としては、本作は厳しすぎて「最高」だとは云い難いが、それでもヒッチの黄金期は本作から『鳥』迄と云ってもいい素晴らしい出来栄え。 (ゑぎ) | [投票(3)] | |
「息を呑ませる」劇的事件の瞬時の勃発としてのショッカー映画と、「息詰まる」ぎりぎりの極限状況の連続的継起としてのサスペンス映画の違いを明確に示したこの映画の価値は永遠だ。観客のエモーション・コントローラーとして最高位に君臨したこの監督の真骨頂が本作を見れば分かる。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
妙に暗かったが、ここらへんがやはりヒッチコックらしさ。 [review] (ダリア) | [投票(2)] | |
日常に潜む不条理を得意気に語ってみせるヒッチコック。ヒッチコックの冷徹さが最もよく表れた作品のひとつだろう。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
画面構成が緻密に考え尽くされている作品。さすがに巨匠・・・ [review] (RED DANCER) | [投票(1)] | |
情け容赦ないヒッチ。サスペンスよりは恐怖を。 [review] (ぱーこ) | [投票] | |
1950年台の考えられる冤罪というものがこういうものだとすると非常に怖い、今だと流石にこれ以上のものは求められてるような気がするがそれでも冤罪は起こるし。 [review] (t3b) | [投票] | |
翌年に作られた、やはりヘンリー・フォンダ主演の『「12人の怒れる男」』と題材が良く似てると思います。ヘンリー・フォンダ、立場的には正反対ですけど。 (kawa) | [投票] | |
ヒッチ映画には陰と陽があり、その比重が映画によって異なるが、その陰の要素が強すぎるといくらなんでも苦しい。あまりに重過ぎる、暗すぎる、不自由すぎる。この映画にヘンリー・フォンダはぴったりだが、彼が上手く収まる映画を作ってしまうとヒッチの本領は発揮できない。 (モモ★ラッチ) | [投票(6)] | |
秀逸な魅せ方には毎度のことながら唸ってしまうが、反面、事件そのものに軽い不快感を覚えてしまう。的を射た出来と言えばそれまでだが正直ヘコんだ。ヒッチコックは人間関係、男や女へ対する自身の考えを確立している。それは凄いことだ。 [review] (ナッシュ13) | [投票(3)] | |
ヘンリー・フォンダのくりくりお目めがオドオド、ビクビク。戸惑い、不安、恐怖、心細さ。画面から溢れんばかり。『サイコ』同様、淡々と撮っているだけのシーンでも恐怖感が伝わってくるのはさすが。 (緑雨) | [投票(3)] | |
こういう異色作でも、心理状態を表現するカメラワ−クはヒッチそのもの。ヘンリー・フォンダがあの目で訴えるもんだから、強烈に重たい・・・。 (AONI) | [投票(3)] | |
Wrong――「間違い」、「不正」、「陥れる」。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] | |
劇性を誇張する作家であるヒッチコックが、図らずもリアリティ演出の限界を示すこととなったSO-SO作品 [review] (junojuna) | [投票(1)] | |
ぞぞっ! [review] (24) | [投票(1)] | |
『知りすぎていた男』と印象が重なるんですが、どうもヒッチコックの映画にはヘンリー・フォンダよりジェームス・スチュワートがマッチしているのでしょうね。 [review] (chokobo) | [投票] | |
「間違えられた男」ってヒッチコック作品のほとんど間違えられた男じゃねえか!代わりのタイトル俺が考えてやる。「冤罪」(False charge)これは普通だな、→ [review] (TO−Y) | [投票(1)] | |
私は死にたくない。 冤罪によりジワジワと逃げ場を失っていく恐怖は体験できたけど、幾らなんでも冗長過ぎやしませんか? [review] (たかやまひろふみ) | [投票(1)] |
Ratings
14人 | ||
71人 | ||
56人 | ||
8人 | ||
1人 | ||
計 | 150人 | 平均 | (* = 2)
POV
ヒッチコック入門 (AONI) | [投票(11)] | 偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん) | [投票(9)] |
アルフレッド・ヒッチコックの世界 (モモ★ラッチ) | [投票(8)] | ヒッチコック | [投票(4)] |
一度は見るべき映画? (む) | [投票(1)] | ヘンリー・フォンダ (わっこ) | [投票] |
Links
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