★5 | バグダッド・カフェ(1988/独) | 美男美女どころか超脇役が主役の、心のファンタジー映画。映像も美しく、ホントのファミリーが砂漠に出現。みんな愛をオアシスのように求めている。白人女性が黒人の赤ん坊を愛しげに抱き上げるところがこの映画の本質を物語っている。新名作です。 | [投票(1)] |
★5 | あの夏、いちばん静かな海。(1991/日) | 連帯というか、同じ時を共有する者たちのストレートな心情がよく出ています。それは優しさというか、もっと軽いユーモアにしちゃってますが、、、、 | [投票(3)] |
★5 | PiCNiC(1995/日) | 題材といい、北欧映画風でしたね。ラストはかっこよすぎたかな?愛と生のエッセンスと言った感がよく出ていました。商業的じゃないのに良く創りました。そこをほめたい。 | [投票] |
★4 | ソナチネ(1993/日) | 茫洋たる太陽の下のオキナワの海、そして砂。自由・圧縮された社会・死。ああ、いつの時代も感性の解放に働きかけてくれる映画は最高です。 | [投票(1)] |
★5 | グラン・ブルー(1988/仏) | かの有名なベッソンの初期の傑作と誉れ高い映画を初めて見る。最近の彼の、流したような作品群に見飽きた僕はこの作品の「青春の鎮魂歌」に驚き、その若き遠吠えのするような灼熱の熱き想いに息をのむ。
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★5 | 2001年宇宙の旅(1968/米=英) | 人間は原始から暴力の人だった。暴力とは何か。神は存在するのか。人間はどこから来、どこに行くのか。宇宙とは何か。人類の秘密は宇宙にあるのか。私とは何か。すべて投げかけた映画です。哲学映画と言われる所以です。 | [投票(1)] |
★5 | さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港) | 人間って、生きるのが、人を愛するのが、こんなに切なく、苦しく、耐えがたいものなのかと。___見終わって呆然としました。こんなにうつろな自分に気付くのも久し振りです。 | [投票] |
★4 | ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | 西洋から見たあこがれ中華の紐解き。映像と美術はすごいが内面まで入り込めたかどうか。題材が溥儀だから、崩壊の哀しさは表出している。しかし西洋から見て溥儀はどういう存在なのだろうか。日本人さえ知らない人が多い。 | [投票(1)] |