リュディヴィーヌ・サニエの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
真実(2019/日=仏) | 映画製作を舞台とする映画で、映画の真実性(それは人生の真実性とも云える)についての映画。真実と嘘。陸亀・ピエールは、ジュリエット・ビノシュの父親ピエール(カトリーヌ・ドヌーヴの前夫)が来た時点でいなくなる。 [review] | [投票(4)] | |
焼け石に水(1999/仏) | 4人によるサンバダンスの奇矯さも良いが、ヴェルディのレクイエム(怒りの日)に乗ってフランツが弾けるように踊る画面の強度も大したもの。全編、見事な緊張感。中でも第一章のスリリングな会話劇と第三章のけだるい空気感が出色。第四章での収斂は作りすぎのように思えるがサニエのお馬鹿ぶりが可愛いし、ラストカットの倫理観にも好感が持てる。 | [投票(1)] | |
引き裂かれた女(2007/仏=独) | シャブロルは潔い。こゝでも矢張り、殆どプロットの関連、科白や所作の意味を説明しようともしない。観客は出来事の真っただ中に放り込まれ、前後の説明もないまゝ「なんで?なんで?」と思いながら画面を凝視するしかないのだが、それでも面白い。いやそれこそが面白さなのだ。 [review] | [投票] | |
ピーター・パン(2003/米) | 何を隠そう私もリュディヴィーヌ・サニエのティンカー・ベル目当てで見始めたのだが、ピーター・パンとウエンディがサニエ以上に色っぽく演出されていて少々当惑してしまった。またジェイソン・アイザックスに二役を演じさせるているのもオトナ向けのサービス。CGの洪水には辟易するが、しかし純粋にこの浮遊感は楽しい。 | [投票(2)] | |
ナポレオン(2023/米=英) | 歓声。廊下を歩く女性の捕縛。断頭台。落ちる首。群衆の中にナポレオン−ホアキン・フェニックスがいる。恐怖政治の終焉と釈放される人々。さまよい歩くジョセフィーヌ−ヴァネッサ・カービー。 [review] | [投票] | |
8人の女たち(2002/仏) | 悲惨かつふしだらな筋立てに無理やりのミュージカル場面挿入。ミュージカルだからこその絢爛たる色使い。8人の女優達を過不足無く見せきる統制力。ミュージカル場面を見守る人物の意図的に技とらしいリアクションショット。実に面白いしこの企画は成功しているとも思うのだが、オゾンらしい見る者の胸に楔を打ち込むような力が無く全てが上滑りだ。 | [投票(2)] | |
ある秘密(2007/仏) | 汚れた鏡。上半身裸の男の子(10歳ぐらい)が近づいて来てフォーカスが合う。プールの脱衣場だったのか。お母さんと2人で歩く少年フランソワ。その後ろ姿。お母さんのタニア−セシル・ドゥ・フランスは、黒い水着がカッコいい。 [review] | [投票] |