セシル・ケラウェイの映画ファンのコメント
別離(1939/米) ふるえて眠れ(1964/米) 枢機卿(1963/米) ラブ・レター(1945/米) ハーヴェイ(1950/米) ジェニーの肖像(1948/米) 招かれざる客(1967/米) 原子怪獣現わる(1953/米) 奥様は魔女(1944/米) 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946/米) 月光の女(1940/米) ジャンヌ・ダーク(1948/米)が好きな人 | ファンを表示する |
ゑぎのコメント |
別離(1939/米) | バーグマンを見惚れているだけで時間が過ぎ去ってしまうのだが、しかし、レスリー・ハワードが貧相で良くない。これもグレッグ・トーランドの仕事か。名手も下手な監督と組むとこういうことになってしまう。 | [投票(1)] | |
ふるえて眠れ(1964/米) | やはり、ベティ・デイビスの映画なのだが、このオリビア・デ・ハビランドに出会えたことがたまらない幸福だ。『いちごブロンド』の頃の美しさが充分に残っている。ジョゼフ・コットンとアグネス・ムアヘッドというオーソン・ウェルズ・ファミリーが共演しているのも一興。これで100分に収めて居れば大傑作なのだが。 | [投票(2)] | |
ラブ・レター(1945/米) | あゝウィリアム・ディターレ!本作もオーソン・ウェルズを想起させる画面造形が多々ある。屋内のセットは必ず天井が映っている。また、縦構図で、かなりのディープフォーカス、という画面も多い。 [review] | [投票(1)] | |
ハーヴェイ(1950/米) | 「たかが映画じゃないか」(文藝春秋社刊)を読んだ時に、一番いつか見たいと思った映画かも知れない。見てみると、概ね期待値通りだったのだが、全くジェームズ・スチュワートらしい悠長な人物造型。 [review] | [投票(1)] | |
ジェニーの肖像(1948/米) | オーソン・ウェルズを想起させる歪んだ画面も妙にざらざらした絵画的な処理も実に巧く映画を盛り上げている。ジェニファー・ジョーンズが少女を演じる一種倒錯的な画面もいい。これは私が見たファンタジー映画の中でも最高と云える作品。 | [投票(5)] | |
招かれざる客(1967/米) | はっきり云って映画的な演出じゃない。ご立派な登場人物達、黒人メイドの作劇臭さ等唾棄すべきだ。しかしそれでも本作のキャサリン・ヘプバーンの造型については最大級の賛辞を贈りたい。彼女は殆どのシーンで目を潤ませている。こんな主演女優が成立している映画は空前絶後だ。彼女を見ていると私も涙が溢れてくる。 | [投票(2)] | |
郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946/米) | ファム・ファタールとしては幾分弱いが、それでも本作はラナ・ターナーの魅力で勝負した女優映画だ。彼女の登場シーンは床に転がったルージュに導かれる。それに円環となるようにエンディングもルージュが転がる、といった感じで彼女だけ特別に印象に残るプロットが用意されている。 [review] | [投票] |