「スウィングしなけりゃ意味ないね」(リーダー)の映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
アメリカの影(1960/米) | 瑞々しい。映画史に残る監督の処女作は決まって瑞々しいものだが、中でもこの映画の瑞々しさ若々しさは特筆に値する。これに比肩しうる処女作ですぐに思い浮かぶものは『市民ケーン』と『勝手にしやがれ』ぐらいだ。 [review] | [投票(3)] | |
私は死にたくない(1958/米) | タイトルバックが滅法格好良く、続くジャズ・バーのシーンからスーザン・ヘイワードの登場までもすこぶる良い調子。結局この映画の一番の見せ場は冒頭数分と云えるかもしれない。ジャズメン達はジェリー・マリガン、アート・ファーマー、バド・シャンク、レッド・ミッチェル、シェリー・マンといった錚々たるメンバー。 [review] | [投票] | |
天使の恍惚(1972/日) | モノクロの横山リエの歌唱シーンから始まる。場所はクラブ。横山はクラブ歌手の役かと思う。彼女の唄い方が面白い。テーブル席には荒砂ゆきと男たち。中に吉澤健がいる。 [review] | [投票(1)] | |
嵐を呼ぶ楽団(1960/日) | 大阪。キャバレー「ユニバース」の舞台。これは当時のユニバース(味園ビル)を借りて撮影したのだろう。赤い衣装の雪村いづみ。火の鳥。バンドのピアノは宝田明。 [review] | [投票] | |
すべてが狂ってる(1960/日) | これは聞きしに勝る傑作。冒頭、交差点の真ん中に禰津良子と中川姿子を立たせて会話をさせるカットで既に瞠目。全編に亘って映画を作る喜びが溢れている。 [review] | [投票(2)] | |
危険な関係(1959/仏) | ラクロの原作を現代に置き換えたこと以上に、二人の主人公(ジェラール・フィリップとジャンヌ・モロー)を「夫婦」に設定している点が面白い効果を上げている。ヴァディムの演出も概ね端整で見応えがある。ただしセロニアス・モンクをバックにチェス盤を模したクレジットが実に格好良く、結局この冒頭が一番印象に残ってしまう。 | [投票] | |
嵐を呼ぶ男(1957/日) | 裕次郎のやんちゃぶりは矢っ張りいいし、北原三枝はいつもながらの存在感。岡田真澄や笈田敏夫や白木マリが醸し出すこの世界の雰囲気も面白い。また、母親のアパートとその周辺の情景がとても良く出来ている。しかし母親との関係がうざったい。というか、弟との関係も含めて家族の描き方がドラマとして幼い。 | [投票(1)] | |
白昼の襲撃(1970/日) | まず拳銃の写真が出、次に主要キャストのスチル写真を映しながらクレジット。画面左端に顔アップを置き。左目の下に、涙の水滴のようなデザインを施している。横浜を主な舞台とする映画。 [review] | [投票] |