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登坂紘光の映画ファンのコメント

森の学校(2002/日) 埋もれ木(2005/日)が好きな人ファンを表示する

春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)************

★3「開閉」する壁のない扉と門が聖域と俗界を結ぶ。「全ては閉じられているようで開かれている」という意図で撮られたものとは思うが、私のような俗物は「全ては開かれているようで閉じている」とも感じる。ナルシズムの冬。脱出願望で「閉じて開く」悟りより、終始開いて開きまくって膿み塗れた末の外界での悟り。それが滑稽と死に至るとしても、少なくとも映画にはそれを望みたい。冴々と清冽な山紫水明の切り取りは最高値。 (DSCH)[投票]
★4万人受けするとは思わないけれど、ストーリー・景色・音楽、一見の価値ありだと思います!ポスターの”人生はめぐる季節のごとく どんな喜びも どんな悲しみも いつかは朽ちて …安らぎとなる。”と言い、 [review] (リア)[投票]
★556億7000万年後の世界を夢見て。 [review] (町田)[投票(3)]
★4映像にすべてを表現しつくそうとする試みはこの映画の場合、かなり成功している。だから、言葉は敢えて必要なかったはずだ。しかしそれではということで、言葉を入れる。シンプルなんだ。人間の一生を季節になぞらえて描く。或いは暴いてゆく。 [review] (セント)[投票(4)]
★3湖上の庵の造形や般若心経のエピソードなどは、宗教が持つ独善的傲慢さがなく地に足のついた慎ましい神秘性を漂わせ好感が持てるのだが、観音菩薩のくだりはあまりにもオリエンタル趣味。欧州資本とキム・ギドクの無邪気さがあいまって凶と出た感がある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4冬と夏の間に春をおきました。だから春は少しだけ中途半端なのです。 [review] (TOMIMORI)[投票]