★4 | 鉄道敷設に沸く山村を舞台にしたお得意の集団劇から、戦時下の家族ドラマ、個の恋愛ドラマへと収斂してゆく物語構成は、単に面白いというばかりでなく、作家エミール・クストリッツァの今後を占う上でも大変興味深い。 [review] (町田) | [投票] |
★3 | 「ドリフ大爆笑」的やりすぎ感が否めない。これで安っぽい角川感が漂っていたら、「井筒和幸監督作」と言われても分からないだろう(<分からんわけないだろ) [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | ライフ・イズ・ミラクルというよりは、ライフ・イズ・トラブルと言った内容でした。とは言え、朝起きたときに私の頭の中でテーマ曲が流れていたのには悪い気はしなかった(すっかり覚えてしまった)。あの曲は取り敢えずハッピーな感じになれます。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票] |
★3 | 失恋に涙し働かなくなったロバと、忠実・律儀なるがゆえに知らぬ間に孤独に陥った男(スラヴコ・スティマッチ)の、思想や理屈を超えた恋物語として描かれるこの家族の解体と再生の寓話は、国家のゆるぎを軽やかに超越した、好い意味で大味な恋愛映画である。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | こういうノリは少し苦手なんだけど、ロバに免じて。戦時下だって、普段と同じように“生きてしまう”、そんな強さがあってよかった。 (なつめ) | [投票(1)] |
★5 | 素晴らしい人間賛歌だ。自由への切ない人間の思いが切れのいい映像を通し直接に僕の心に伝わってくる。日本では味わえないごった煮を感じる相変わらずの作風だが、そこらのハリウッド映画を一刀両断してしまうほどすさまじいエネルギーに満ちている。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | ボスニア内戦をここまで楽観的に、豪快にハチャメチャに、そしてユーモアたっぷりに描いていく前向き姿勢が力強い。この映画を観ていると、民族や国家の利己主義による戦争なんて馬鹿げたものだと本当に思えてくる。人生には奇跡くらいあったっていいじゃないか!(2005.8.17.) [review] (Keita) | [投票] |
★3 | 悲劇の最中に喜劇が起こりうる事もある。だからライフイズミラクル!愛には色々な形があると思う。たとえどんな形にしろ、愛があれば生きていける。人には悲しくも滑稽に映ったって、幸せである事が大事。素直になろうと思った。 (リア) | [投票(1)] |
★4 | 鉄道マニアなので線路をロケーションに使っているところにまず惹かれるが、楽器と銃声の鳴る戦争ドラマにオフビートコメディ、時々ファンタジーと、何でもありで進んでいく物語はまったくこちらを飽きさせない。[新文芸坐/SRD] (Yasu) | [投票] |
★4 | 前2作より幾分パワーは落ちる。が、本作のヒロインは素晴らしい。動物の出演具合でいえば一番か。映像も美しいし、後半のラヴストーリーが良い。 (赤い戦車) | [投票] |